資産運用方法として人気が高まっているのが、ロボアドバイザーの「ウェルスナビ(WealthNavi)」です。
多くの方は実際に運用するとどれくらいの利回りや損失が出るのか、運用実績(成績)が気になるところかと思います。
ウェルスナビがいくら人気といっても、大事な資産を預けても大丈夫なのか初めは心配になることもあるでしょう。
私はウェルスナビで10万円から実際に運用を行っています。
そこで今回はこれまでの利回りや損失などを包み隠さず、運用実績をすべて公開していこうと思います!
ウェルスナビでの運用を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
- そもそもウェルスナビ(WealthNavi)とは?
- ウェルスナビ(WealthNavi)の投資額(元本)と積立設定
- ウェルスナビ(WealthNavi)のポートフォリオとリスク許容度
- ウェルスナビ(WealthNavi)の運用実績・成績【最新】
- ウェルスナビ(WealthNavi)のこれまでの運用実績・成績
- ウェルスナビ(WealthNavi)の運用実績・成績一覧表
- ウェルスナビ(WealthNavi)はリスク許容度別の実績も公開している
- ウェルスナビ(WealthNavi)で実績・成績を伸ばすためには
- ウェルスナビ(WealthNavi)でよくある質問は?
- ウェルスナビ(WealthNavi)は最短2営業日で始められる
- ウェルスナビ(WealthNavi)の運用実績・成績まとめ
そもそもウェルスナビ(WealthNavi)とは?
ウェルスナビとは、テクノロジーの力で誰もが世界水準の資産運用を手軽にできるようにしたロボアドバイザーです。
資産運用はすべて自動化されるので金融商品の選定や買付、資産配分を調整する必要もありません。
つまり、ほったらかしで資産運用が行えるということですね。
ウェルスナビは資産運用の王道である「長期」「積立」「分散」をサポートしているので、リスクを抑えつつ長期的に投資を続けることを可能にしています。
また、ノーベル賞受賞者の理論に基づいた金融アルゴリズムがベースになっていて、個々に合わせたポートフォリオ(資産の組み合わせ)で運用できるのも特徴ですね。
投資対象となっているのは、年間3%以上成長している世界経済。
海外ETF(上場投資信託)の低コスト商品に限定されているので、長期的に投資を行っていくことで効率良くリターンを狙っていくことができます。
ウェルスナビのメリット・デメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事でまとめているので参考にされてみて下さい。
ウェルスナビ(WealthNavi)の投資額(元本)と積立設定
入金による元本推移 | |
日付 | 元本 |
2018年4月2日 | 10万円 |
2018年12月26日 | 15万円 |
2019年6月13日 | 50万円 |
2019年12月31日時点、元本合計75万円 |
初回は最低投資額の10万円からスタートしていますが、これまでに追加入金を繰り返して合計75万円になりました。
積立設定の変化 | ||
開始日 | 積立額 | 積立回数 |
2018年6月4日 | 1万円 | 月1回 |
2018年8月9日 | 2万円 | 月1回 |
2019年3月26日 | 1万円 | 月3回 |
2019年12月31日時点、積立額合計46万円 |
積立は「月1万円」からスタートしていますが、現在では「月3万円」に増やしています。
また、ウェルスナビでは積立コースの選択肢が多くなったため、「月3回」に積立タイミングを分散させています。
ウェルスナビの入金キャンペーンを活用して追加入金をしていたこともあり、投資元本は積立と合わせて100万円を超えました。
ウェルスナビ(WealthNavi)のポートフォリオとリスク許容度
ポートフォリオ詳細 | ||
資産クラス | 金額 | 割合 |
米国株(VTI) | 36.4万円 | 35.0% |
日欧株(VEA) | 34.8万円 | 33.5% |
新興国株(VWO) | 13.5万円 | 13.0% |
米国債券(AGG) | 5.2万円 | 5.0% |
金(GLD) | 8.8万円 | 8.5% |
不動産(IYR) | 5.2万円 | 5.0% |
株式はハイリスク・ハイリターンな商品なので、割合の高いこのポートフォリオは「攻めの投資」をしていることになりますね。
というのも、ウェルスナビでは「リスク許容度5」で運用しているからです。
リスク許容度は「1」~「5」まであり、上にいくほどハイリスク・ハイリターンになります。
私は初回の無料診断でリスク許容度5だったので、そこから現在まで変更はしていません。
ただ、なるべくリスクを避けて運用したい方は、ローリスク・ローリターンの債券の割合が多くなる低めのリスク許容度に変えるのも方法の1つですね。
ウェルスナビ(WealthNavi)の運用実績・成績【最新】
2019年12月の運用実績【20ヶ月目】
2019年12月31日時点 | ||
円建て | +¥136,494 | +11.28% |
ドル建て | +$1,246.62 | +11.22% |
NYダウは28,000ドル台後半まで順調に上昇、日経平均株価は23,000円台後半と高値を維持しているため、含み益がしっかり伸びてます。
米中の貿易協議が進展していることの期待感もあり、相場全体に良い影響を与えていますね。
今後の動向にも注目しつつ、大きく下落するタイミングがあれば、上手く追加投資していきたいところです。
ウェルスナビ(WealthNavi)のこれまでの運用実績・成績
以前の運用実績の詳細も載せていますので、参考にして頂ければと思います。
2019年11月の運用実績
2019年11月23日時点 | ||
円建て | +¥95,709 | +8.18% |
ドル建て | +$908.96 | +8.46% |
11月も好調すぎるほど、円建て・ドル建てともに資産評価額が伸びてきています。
というのも、米中首脳による貿易協議で前向きな発言があったことを受け、期待感から買いが強まったことが要因の1つですね。
11月15日には、過去最高値を更新する28,000ドルの大台に乗せています。
利益確定売りなどによる下落はあれど、米中貿易問題が良い方向に進めば上昇に期待できそうです。
2019年10月の運用実績
2019年10月21日時点 | ||
円建て | +¥66,353 | +5.82% |
ドル建て | +$658.07 | +6.29% |
10月は9月に比べて円建ての含み益が伸びてきています。
貿易協議をめぐるアメリカと中国の合意を受け、買いが集中したこともあってNYダウが一時は27,000ドルまで大幅値上がりしています。
ただ、イギリスのEU離脱問題などの懸念材料があり、直近では26,700ドルまで下落しています。
世界情勢を知ると不安要素も多いですが、NYダウは長期で右肩上がりに推移しているので、下落時もこのまま積み立てを継続していきます。
2019年9月の運用実績
2019年9月22日時点 | ||
円建て | +¥57,807 | +5.21% |
ドル建て | +$630.80 | +6.19% |
9月は低迷していた市場が回復してくれたこともあって、円建て・ドル建てともに大きくプラスになりました。
ウェルスナビで運用を続けていれば、8月のように大きく下落するときもあれば、9月のように上昇するときもあります。
なので下落時にも定期的に積み立てすることで、上昇時には上手く利益を伸ばすことができますね。
私は積立設定をして基本的に放置しているだけなので、毎度のことながら手間がかからないのはありがたいです。
2019年8月の運用実績
2019年8月21日時点 | ||
円建て | +¥3,082 | +0.29% |
ドル建て | +$278.00 | +2.81% |
先月はかなり好調でしたが8月に入ってNYダウ平均株価が今年最大の下落を見せ、一時期は円建てで-1%程度まで評価額が落ち込みました。
ですが世界経済への悲観が少し緩和されたことで、評価額もプラス領域まで回復しています。
ポートフォリオを見ると、日欧株(VEA)・新興国株(VWO)はまだマイナスですが、米国株(VTI)やその他の資産はプラスですね。
ウェルスナビの良いところは、こういった大きな下落に直面しても運用は全自動なので、感情に左右されることなく続けられることです。
下手に売却してしまうと、より大きな損失を抱えてしまう可能性も高いですし、個人の感覚よりもウェルスナビに任せた方が安心できますね。
2019年7月の運用実績
2019年7月16日時点 | ||
円建て | +¥55,886 | +5.32% |
ドル建て | +$622.73 | +6.47% |
7月は円建て・ドル建てともにプラス水準で維持できています。
リターンは先月と比較すると2倍ほど得られているので、運用はとても好調ですね。
運用期間は1年3ヶ月とまだまだ短期運用なので、利益をより安定化させていくために長期運用を目指していきます。
2019年6月の運用実績
2019年6月14日時点 | ||
円建て | +¥27,087 | +2.66% |
ドル建て | +$307.69 | +3.29% |
2018年12月中旬から2019年1月初旬あたりまでは、日経平均株価の暴落によって一時的にマイナスが続きましたが、その後はプラス領域を維持しています。
今後も様子を見ながら投資元本を増やしつつ、投資効率を上げていこうと思います。
2018年10月の運用実績
2018年10月18日時点 | ||
円建て | +¥2,306 | +1.28% |
ドル建て | -$37.64 | -2.26% |
10月も2万円の自動積立を続けて、円建ては+2,306円(+1.28%)、ドル建ては-2.26%という状況です。
たった4ヶ月しか経過していないので、まだまだパフォーマンスはわかりませんね。
数年後を見据えてコツコツ積み立てていきます。
2018年9月の運用実績
2018年9月14日時点 | ||
円建て | +¥7,449 | +4.66% |
ドル建て | +$12.02 | +0.81% |
今月も2万円を自動積立していますが、円建てで+7,449円(+4.66%)とプラスを維持しています。
ドル建てでは+0.81%とやや下がっていますが、プラスの範囲内に収まっている状況。
ウェルスナビの運用開始後は、全く何もせず放置しているだけなので、手軽に自動積立ができるのがほんと助かります。
2018年8月の運用実績
2018年8月10日時点 | ||
円建て | +¥6,945 | +4.96% |
ドル建て | +$20.23 | +1.55% |
前回から積立額を2万円に変更していますが、前月よりもパフォーマンスが上がって+4.96%(+6,945円)になりました。
ドル建てで見ても+1.55%に上がってきていますね。
ウェルスナビではこのまま淡々と自動積立を進めていこうかと思います。
2018年7月の運用実績
2018年7月5日時点 | ||
円建て | +¥3,426 | +2.86% |
ドル建て | -$7.61 | -0.68% |
10万円でスタートしてから、ここまでで月1万円を2回積み立てていますが、利回りは円建てで+2.86%の3,426円のプラスになっていますね。
運用期間は3ヶ月ほどですが、月ベースで考えれば1,000円以上の不労所得が得られている感じです。
ウェルスナビの運用開始時は、-0.22%(219円)のマイナスになっていることもありましたが、それ以降は今のところプラスで推移しています。
運用が好調なときでは+7.64%まで利回りが伸びています。
投資は常に市場が変化する以上、この利回りを維持するのは難しいことですが、ここまでのパフォーマンスを出すこともできるということですね。
ウェルスナビ(WealthNavi)の運用実績・成績一覧表
これまでウェルスナビで運用してきた実績を一覧にしてまとめておきますね。
ウェルスナビの運用利回り リスク許容度5・積立3万円/月 | ||
日付 | 円建て | ドル建て |
2018/7/5 | +2.86% | -0.68% |
8/10 | +4.96% | +1.55% |
9/14 | +4.66% | -0.81% |
10/18 | +1.28% | -2.26% |
2019/6/14 | +2.66% | +3.29% |
7/16 | +5.32% | +6.47% |
8/21 | +0.29% | +2.81% |
9/22 | +5.21% | +6.19% |
10/21 | +5.82% | +6.29% |
11/23 | +8.18% | +8.46% |
12/31 | +11.28% | +11.22% |
ウェルスナビは利用開始当初から途切れることなく運用を継続しています。
途中で追加投資なども行っていますが運用自体は順調なので、銀行にお金を眠らせておくよりは効率的と言えそうですね。
これからも余剰資金はウェルスナビに回していこうと思います。
なお、ロボアドバイザーのTHEOでも運用中なので、以下の実績も参考にされてみて下さい。
ウェルスナビ(WealthNavi)はリスク許容度別の実績も公開している
ウェルスナビでは2016年1月のサービス開始後から、今までの運用実績をリスク許容度別に公開しています。
許容度によって実際にどれほどパフォーマンスが違ってくるのかも見ておきましょう。
運用モデル
- 運用期間:2016年1月~2018年5月
- 初期投資額:100万円
- 積立額:3万円/月
これは円建ての実績データですが、総投資額が184万円に対してどのリスク許容度でもしっかり利益が出ていますね。
どれくらいリターンに差があるかも見ていきましょう。
リスク許容度 | 最終利益 | 利益率 |
1 | 8万円 | +5% |
2 | 18万円 | +10% |
3 | 25万円 | +14% |
4 | 33万円 | +18% |
5 | 38万円 | +21% |
このようにウェルスナビで約2年間ほど毎月コツコツ積立投資を進めたことで、5%~21%のリターンを得ていることになります。
仮にリスク許容度5で運用を続けていれば、年率10%ほどのリターンですからかなり凄い実績になっていますね。
ただ、ウェルスナビはあくまでも長期投資をすることで、高いパフォーマンスを発揮する資産運用方法なので、5年・10年と続けていくことが重要でしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)で実績・成績を伸ばすためには
ここまでの運用実績を見て、これからウェルスナビを利用して資産運用を進めていこうと考える方もいるかもしれません。
そこで運用実績を伸ばしていくために知っておいてほしいのが以下の2つ。
- できるだけ長期的に投資を続けること
- 少額でもいいので積立投資すること
この理由として、まずは以下の運用シミュレーションを見て下さい。
これはウェルスナビが1992年1月~2017年1月までの過去25年のデータをもとに、元本100万円で毎月3万円ずつ積み立てした場合の結果です。
この投資期間中には3度のバブル崩壊を経験しています。
ドットコムバブル(ITバブル)崩壊
アメリカのインターネット関連企業を中心に急速成長したのち、2000年をピークにバブルが崩壊した出来事。
リーマンショック
大手投資会社リーマン・ブラザーズが経営破たんしたことで、2008年に世界的な経済危機に陥った出来事。
チャイナショック
中国通貨である人民元のレートを引き下げたことにより、2015年に株価を大きく下げた出来事。
こうした大きな損失を抱える出来事があったにも関わらず、+146%(1,457万円)の利益が出ていることがわかります。
つまり、短期的に見ると大きな暴落で損失が出ることもありますが、結果的に世界経済が成長することでリターンを確保できるということ。
そしてどんな市場変化が起こったときでも、淡々と積み立てておくことで大きな利益を掴めるチャンスがあるということ。
こうした理由から「長期投資+積立投資」が実績を伸ばすために必要なんです!
ウェルスナビでは自動積立機能があるので、少額からでも設定しておくことが望ましいですね。
ウェルスナビ(WealthNavi)でよくある質問は?
ウェルスナビを始めるにあたって、特に疑問に感じる内容を中心にまとめてみました。
1.最低投資額はいくらですか?
⇒10万円から投資可能で積立額は1万円から
2.手数料はどれくらいかかりますか?
⇒預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税別)
3.取引が開始されるのはいつですか?
⇒平日20時までの入金でその日の夜にETF購入
4.運用はいつでもやめることができますか?
⇒全額出金することで自動運用を中止できます
5.リスク許容度は変更した方がいいですか?
⇒基本的には診断結果のまま運用するのがベスト
6.自動積立したときはいつ反映されますか?
⇒口座引き落としから3営業日後
7.出金依頼から口座反映までどのくらいかかりますか?
⇒基本はETFを売却したのち3営業日後
8.確定申告は必要ですか?
⇒登録時に特定口座(源泉徴収あり)を選べば必要なし
投資初心者の方であれば、このあたりの内容が気になるかと思います。
箇条書きでまとめましたが、もし他にも疑問に感じているところがあれば、ウェルスナビの公式ページから確認されてみて下さい。
ウェルスナビ(WealthNavi)は最短2営業日で始められる
ウェルスナビは始め方がとっても簡単で、インターネット上から申し込み(口座開設)をするだけで最短2営業日で運用を開始できます。
申し込み時に用意しておくのは以下のとおり。
- 運転免許証+マイナンバーカード(通知カード)
- メールアドレス
- 銀行の口座番号
本人確認書類はアップロードする流れになるので、事前に画像データを準備しておくと申し込みもスムーズですね。
口座開設後は初回入金を行って毎月の自動積立を設定すれば、あとは資産運用が自動的に始まるので放置しておくだけ!
ウェルスナビの運用プランはいつでも無料診断できますし、6つの質問に回答するだけなので1分ほどで結果もわかりますよ。
まずは「ウェルスナビの無料診断」を試されてみることをおすすめします。
ウェルスナビ(WealthNavi)の運用実績・成績まとめ
ここではウェルスナビで実際に運用を行った実績・成績をご紹介しましたが、まだまだ運用期間が短いので長期を見据えて積立投資を続けていこうと思います。
投資するといっても自分がやることは運用状況を確認するくらいなので、資産運用を行っている実感はあまりないですね。笑
ウェルスナビが難しいことは全部やってくれるので、その間は好きに時間を過ごしています。
この機会にウェルスナビの資産運用を検討されてみて下さいね。
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