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ウェルスナビのリスク許容度を比較!おすすめな許容度に変更するのはあり?

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ウェルスナビのリスク許容度を徹底比較

フリーマン
フリーマン
こんにちは、お金を日々運用して育成を進めているフリーマンです。

ロボアドバイザーの「ウェルスナビ(WealthNavi)」には、資産運用を行っていく上での「リスク許容度」が5段階で診断されるようになっています。

ウェルスナビでは最初に6つの簡単な質問に答えることで、リスク許容度を含めた運用プランを提案してくれます。

そこでこのリスク許容度がそもそも何を意味しているのか、設定を変更することでどんな変化があるのかを知りたい方もいるでしょう。

ぱんけろん
ぱんけろん
ぼくも前から気になっていたんだ。

基本的にリスク許容度は診断結果のまま運用していくのがおすすめですね。

ここではウェルスナビのリスク許容度とは何なのか、許容度を変更することで運用実績がかわるのか、おすすめできる許容度をまとめて解説していきます!

ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度とは?

リスク許容度のイメージイラスト

フリーマン
フリーマン
まずリスク許容度について知っておこう。

ウェルスナビではリスク許容度に関して、以下のように記載されています。

投資において「リスク」とは「不確実性」という意味で使用されます。リスク許容度とは、中長期的な資産形成を目指すにあたり、どの程度の不確実性を受け入れるかを示したものです。なお、WealthNaviで設定いただくリスク許容度では、数字が大きいほどリスク許容度が高いことになります。
リターンを得るためにはリスクを受け入れる必要がありますが、その許容度はお客様の経済的な状況や考え方などによって異なります。どの程度のリスクを受け入れるかを決めた上で、投資を開始していただきます

引用元:ウェルスナビ公式ページ

これだけだと少しわかりにくいと感じるかもしれないので要約すると、投資をしていくにあたって損失リスクをどこまで許容できるかという意味になります。

このリスク許容度には1~5までのレベルがありますが、数字が大きいほどハイリスクな運用にウェルスナビが組み立てていきます。

例えばリスク許容度5ならハイリスク・ハイリターンな運用に、リスク許容度1ならローリスク・ローリターンな運用になる感じですね。

 

許容度の数字を大きく設定すると、株式中心のポートフォリオ(資産の組み合わせ)になり、数字が小さいと債券中心で投資を進めていくことになります。

ちなみに投資商品別のリスク・リターンの関係性は以下のようになっています。

ファンドのリスク・リターン分布

ウェルスナビの投資対象は海外ETF(上場投資信託)なので、株式中心で運用する場合はリターンが最も高いですが、そけだけリスクも伴うことがわかりますね。

こういったリスクをどこまで受け入れて、継続的に資産運用できるかを示しているのがリスク許容度です。

▼リスク許容度を診断してみる▼

ウェルスナビ公式ページ

ウェルスナビ(WealthNavi)で5段階あるリスク許容度の実績比較

ぱんけろん
ぱんけろん
許容度別の運用実績も知りたいよ。
フリーマン
フリーマン
やっぱりそこは気になるところだよね。

ウェルスナビでは運用プランの診断を行うと、過去の実績を元にしたシミュレーション結果を確認することができます。

ここでは以下の条件でシミュレーションした結果から、リスク許容度をそれぞれ比較していこうと思います。

  • 運用期間:2008年~2018年3月
  • 初期投資額:10万円
  • 積立金額/月:2万円

この結果からわかったリスク許容度1~5のデータを見ていきましょう。

リスク許容度1~5の運用実績

リスク許容度1の運用シミュレーション

まずリスク許容度1になりますが、投資した元本が254万円に対して運用益が+34.24%になる計算です。

これだと年率3.4%で運用できることになりますね。

リーマン・ショック後は最大で-21.93%の損失が出るようですが、結果的にはプラスになることがわかります。

リスク許容度2の運用シミュレーション

次にリスク許容度2になりますが、元本254万円に対して運用益が+47.58%になる計算ですね。

年率4.7%になるので許容度1よりも利回りが1.3%上がっています。

リーマン・ショック後は最大で-25.70%ですから、少しリスクは大きくなることがわかります。

リスク許容度3の運用シミュレーション

次にリスク許容度3になりますが運用益は+55.81%になる計算なので、ここから利益率が50%を超えてくる計算になっています。

年率5.5%以上というのは、それなりにリスクを取った攻めの投資になりますね。

リーマン・ショック後は最大で-31.62%になるようなので、ややリスクが大きくなってきています。

リスク許容度4の運用シミュレーション

リスク許容度4になると運用益は+62.39%までに上がる計算なので、利益重視の運用になってきます。

年率6.2%ほどとハイリターンですし、積極的に投資していきたい方には向いていると言えますね。

リーマン・ショック後は最大で-35.62%とハイリスクになってきています。

リスク許容度5の運用シミュレーション

最後にリスク許容度5は運用益が+64.22%と、最もハイリターンが狙える運用プランになりますね。

年率で言えばリスク許容度4との差は0.2%ですが、10年間で約5万円近くの差が出る計算になっています。

利益面は魅力的ですがリーマン・ショック後は最大で-38.21%と、損失リスクも一番高くなっています。

ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度別のポートフォリオ詳細

ウェルスナビのリスク許容度で運用実績が違ってくるのは、ポートフォリオ(資産の組み合わせ)の比率が異なるからです。

ウェルスナビの投資対象は海外ETF(上場投資信託)ですが、主にハイリターンな株式とローリターンな債券で構成されています。

その辺も踏まえた上で、各リスク許容度のポートフォリオを見ていきましょう。

ここでは資産10万円に対しての割合になります。

リスク許容度1~5のポートフォリオ

リスク許容度1のポートフォリオ

リスク許容度1のポートフォリオは、全体の65%が債券への投資になっているのでリスク面を意識した比率と言えますね。

株式は25%と抑えられているので、高い利益は望めませんが損失時のダメージを最小限にできます。

利益よりもリスクを避けたい方に向いている比率ですね。

リスク許容度2のポートフォリオ

リスク許容度2のポートフォリオは、債券比率を全体の46.6%と少し下げた代わりに株式へ回しています。

株式比率は43.4%なので、債券とほぼ同じくらいの割合で投資を進めることになりますね。

リスク許容度1と比べて株価連動債が大きく下がっているのが特徴です。

リスク許容度3のポートフォリオ

リスク許容度3のポートフォリオは、株価連動債への投資がなく米国債券の27.7%のみになっています。

収益に期待できる米国株を中心に60.5%を株式に投資するので、それなりにリスクを取って利益を狙う運用になりますね。

ここから株式比率が債券を上回ることになります。

リスク許容度4のポートフォリオ

リスク許容度4のポートフォリオは債券比率が12.9%まで下がり、積極的に株式へ投資していく運用になっています。

株式全体で73.9%になるのでリスク面が高くなりますが、投資によるリターンに期待できる配分ですね。

リスクを取ってでも利益を得たいという方に向いていると言えます。

リスク許容度5のポートフォリオ

そしてリスク許容度5のポートフォリオは、債券への投資が5%とほとんどなくなって株式メインの投資で運用していきます。

それだけに一番リスクが高くなりますが、全体の82%を株式に投入するので得られる利益は大きいですね。

積極的に投資で攻めていきたい方に向いています。

ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度を変更する方法

ぱんけろん
ぱんけろん
リスク許容度は自分で変更することもできるよ。

ウェルスナビの診断結果でリスク許容度が低かったから高くしたい!もしくは下げたい!ということもあるかと思います。

そんなときには自分で好きなリスク許容度に変更することも可能です。

パソコンからでもスマホからでも簡単にできますが、ウェルスナビにはかなり使いやすいスマホアプリがあるので、いつでも手軽に管理できておすすめですよ。

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ここではスマホアプリからリスク許容度を変更する手順を解説していきますね。

スマホアプリからリスク許容度を変更する

まずアプリを開いてウェルスナビにログインしましょう。

まだウェルスナビアプリをダウンロードしていない方はこちらからできます。

WealthNavi(ウェルスナビ)
WealthNavi(ウェルスナビ)
開発元:WealthNavi Inc.
posted withアプリーチ

ログインできたら画面左上のアイコンをタップして、出てきた一覧にある「ナビゲーション」を選択後、現在設定されている運用プランの部分をタップします。

リスク許容度の変更方法1

そうすると「プランカスタマイズ」という画面がポップアップされるので、リスク許容度を変更して「OK」を選択したら、『このプランで決定』ボタンをタップします。

リスク許容度の変更方法2

これでリスク許容度の変更は完了となり、平日の20時までにリスク許容度を変更すると、通常その日の深夜にポートフォリオが再構築されます。

ただし、マーケット環境の変化などに応じた頻繁なリスク許容度変更は、かえってパフォーマンスの低下につながる可能性があります。

ウェルスナビは基本的にリスク許容度は変更しないことを推奨しているので、むやみに変えることはあまりおすすめしません。

ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度でおすすめはあるのか

先程のリスク許容度1~5で比較した運用実績から考えると、

  • リスク許容度1:ローリスク・ローリターン
  • リスク許容度2:ややローリスク・ローリターン
  • リスク許容度3:ミドルリスク・ミドルリターン
  • リスク許容度4:ややハイリスク・ハイリターン
  • リスク許容度5:ハイリスク・ハイリターン

このようになりますが、リスクを最小限に抑えた運用を優先するか、リターンを重視した運用を優先するかで変わってきます。

ただ、ウェルスナビの診断結果では自分に最も最適である運用プランが提案されるので、そのままのリスク許容度で始める方が望ましいと言えますね。

 

もちろん100%適していると断言はできませんが、自分で考えて設定するよりは確実性があるはずです。

それぞれのリスク許容度でパフォーマンスは変化しますが、無理に許容度を変更する必要はないかと思います。

ウェルスナビの運用は長期的なものなので、自分に合ったスタイルで投資を続けていくのがポイントになりますね。

 

資産運用に関してはほったらかしでできますし、相場をほとんど意識しなくていいので精神的にも疲労しません。

どうしても提案されたリスク許容度に納得できない場合は、一度変更してみるくらいは問題ないかと思いますが短期的な変更はおすすめしません。

▼リスク許容度を診断してみる▼

ウェルスナビ公式ページ

ウェルスナビ(WealthNavi)の資産運用で大事なことは

フリーマン
フリーマン
結論から言うと、できるだけ長期的に積立投資していくこと!

ウェルスナビのロボアドバイザーは、「長期」「積立」「分散」を目的とした資産運用方法になっています。

イメージとしては、年金のように積み立てながらコツコツ利益も狙っていく感じですね。

そしてウェルスナビの投資対象は、年間平均3%以上の成長を続けている世界経済なので、これからの上昇とともに利益も伸ばしやすいんです!

世界経済の成長率

これらの海外ETF(上場投資信託)にウェルスナビが自動的に分散投資してくれるので、投資リスクも最小限に抑えることができます。

また、長期的に成長が期待できる世界経済に積立投資することで、利益の獲得ができるだけでなく、複利効果による利益の最大化も同時に行っていくことが可能です。

複利効果を示すグラフ

ウェルスナビでは投資で得た利益を自動的に再投資してくれるので、運用期間が長くなるほど得られる利益も大きくなっていきます。

なのでリスク許容度のことを考えるよりも、長期的に積立投資していくことを意識する方がとても大事になりますね。

ウェルスナビなら簡単に自動積立ができるので、まずは少額からでも積み立てていくことをおすすめします!

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ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度まとめ

ぱんけろん
ぱんけろん
リスク許容度については、もうバッチリ!
フリーマン
フリーマン
ウェルスナビの投資は自分に合ったスタイルで運用しよう。

ここで紹介したリスク許容度の運用実績は、あくまでも一例になるので運用資金や投資期間などで結果は変わります。

過去の情報をもとにしたシミュレーションですから、これから実際にリスク許容度の範囲で変動するかもわかりません。

 

もちろんそれぞれの許容度で運用結果も違ってきますが、そこはあまり深く考えずにウェルスナビで診断した内容で投資を始めるのがいいですね。

その上で長期的な積立投資を行って、資産を拡大していくのが理想的じゃないかと思います。

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