「楽天証券を使いたいけど、始め方や口座開設方法がわからない。」と悩んでいる方は多いかもしれません。
証券会社の口座開設と聞くと少し難しいイメージがありますが、楽天証券ならネット上で申し込みが完結するので手軽に始めることができます。
楽天証券は口座開設時にお金がかかることはなく、口座維持費も無料なので損をすることはありません。
そこで今回は、楽天証券の口座開設申し込みの手順を画像付きでわかりやすく解説していきます。
これから楽天証券を利用される方は、この記事を参考に口座開設を進められてみてくださいね。
楽天証券で口座開設する流れ
まずは「楽天証券」の口座開設の大まかな流れを見ておきましょう。
- 楽天証券の申し込みページに移動
- 登録に必要な基本情報を入力
- 開設したい口座区分を選択
- 同時に申し込みたいサービスを選択
- 規定等の確認・本人確認書類を提出
口座開設申し込み完了までの目安時間としては、約10分ほどあればできる作業になっていますね。
②に関しては「楽天非会員」の方になるので、すでに楽天会員であれば情報入力を省くことができますよ。
楽天証券の口座開設の申し込み手順
ここからは、楽天証券の口座開設の申し込み手順を画像付きでご紹介していきますね。
パソコンから進めていきますが、スマホからでも基本的な流れは同じです。
①:楽天証券の申し込みページに移動
まずは楽天証券の公式ページにアクセスしましょう。
▼公式ページはこちら▼
公式ページに移動したら、『いますぐ口座開設(無料)』ボタンがあるのでこれををクリックします。
そうすると、楽天証券の総合口座申し込み画面になるので、「楽天会員の方」または「楽天会員ではない方」を選択しましょう。
楽天会員の方であればそのままログイン画面になるので、「ユーザID」「パスワード」を入力してログインします。
②:登録に必要な基本情報を入力
「楽天会員ではない方」を選択した方は、
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
これらの情報をまず入力していくことになります。
- 住所はあとで提出する本人確認書類に記載の住所を必ず入力して下さい。
楽天会員の方はログインしたことで、すでに登録済み情報が自動入力されているはずです。
ただ「都道府県・市区郡」と「町村名・番地」が未入力の可能性があるので、そこだけ入力しておきましょう。
一応入力済みの内容に間違いないかも確認しておいて下さいね。
③:開設したい口座区分を選択
そのまま下にスクロールすると、「納税方法の選択」という項目が出てくるので、ここで楽天証券で利用する口座区分を選ぶことができます。
特定口座(源泉徴収あり)
⇒税金の計算・納税を証券会社が代行。確定申告不要
特定口座(源泉徴収なし)
⇒証券会社が年間取引報告書を作成。確定申告必要
一般口座
⇒税金の計算・書類作成・納付を自分で行う。確定申告必要
取引によって得られた利益がある場合は、税金を納税する必要が出てきます。
ですが、特定口座(源泉徴収あり)なら、楽天証券が年間取引報告書を作成して納税まで行ってくれます。
「税金のことはわからない。」という方は、特定口座(源泉徴収あり)を選ぶのがおすすめですね。
④:同時に申し込みたいサービスを選択
そのままさらにスクロールすると、楽天証券が提供する各サービスを同時に申し込むことができます。
- NISA口座
- 楽天銀行口座
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)
- 楽天FX口座
- 信用取引口座
NISA口座には「つみたてNISA」「NISA」の2種類から選ぶことができます。
もし他の証券会社でNISA口座を持っていて、楽天証券に変更したい場合は「他社でお持ちのNISA口座を楽天証券に変更する」にチェックします。
少額から長期間の積立投資をしたい方は、「つみたてNISA」がおすすめですよ。
楽天銀行口座を持っていない方は、ここで同時に申し込むことができます。
楽天証券と楽天銀行を連携した「マネーブリッジ」によって、普通預金金利がアップするので楽天銀行口座を持っておいた方がお得です。
個人型確定拠出年金(iDeCo)は「私的年金制度」で、60歳までは受け取れませんが積立金と運用益を非課税にできるサービス。
税金の節税効果がかなり高いので、毎月安定して積み立てできる方は利用することも検討しましょう。
「楽天FX口座」と「信用取引口座」もどうするか決まったら、下部の『内容確認へ』ボタンをクリックしましょう。
入力・選択内容をすべて確認して、問題なければ内容を確定します。
⑤:規定等の確認・本人確認書類を提出
続いて「重要書類への同意」という項目が表示されるので、PDFを確認して規定等に同意したら『同意して次へ』ボタンをクリックします。
PDFを確認すると「未閲覧」⇒「閲覧済」になり、「上記の規定等に同意のうえ、口座開設申し込みます。」にチェックできるようになります。
次に本人確認書類を提出するために、「パソコンから提出」「スマートフォンから提出」「郵送で提出」から選んで『アップロード画面へ』をクリックします。
- 運転免許証(表/裏)
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 各種健康保険証(表/裏)
- 住民基本台帳カード
- パスポート(日本)
- 在留カード
- 特別永住証明証(表/裏)
- 個人番号(マイナンバー)カード
郵送での提出は時間と手間がかかるので、あまりおすすめしません。
パソコンまたはスマホなら、画像データをアップロードするだけなので簡単ですよ。
アップロードした本人確認書類が、「名前」「生年月日」「住所」の登録内容と一致しているかを確認して、下部の『本人確認書類の確定』をクリックします。
これで楽天証券の口座開設申し込みが完了となります。
この時点ではまだ楽天証券へログインできないので、「ログイン情報のお知らせ」という書留郵便が届くのを待ちましょう。
楽天証券から送られてきたメールには、
※現在、口座開設のお申込みを多くいただいており、開設完了までに1週間から10日程度かかる場合がございます。
とのことだったので、審査などで時間がかかるようですね。
楽天証券から書留郵便が届いたら
楽天証券から届く郵便物には、ログインするためのIDとパスワードが記載されています。
その情報を元にログインしたら、
- パスワードの変更
- 取引暗証番号の登録
- 勤務先情報の登録
- マイナンバー登録
を行うと楽天証券での取引が開始できるようになります。
ちなみに私の場合は、口座開設申し込みから楽天証券の郵便物が届くまでに約2週間かかりました。
楽天証券の口座開設完了までに知っておきたいこと
- マネーブリッジ
- ポイントプログラム
- 取り扱い商品
それぞれ簡単に見ていきましょう。
マネーブリッジ
楽天証券と楽天銀行を連携させることで、年率0.02%の普通預金金利が5倍の0.10%になるんです!
例えば100万円預けていた場合は0.02%なら年間200円ですが、0.10%なら年間1,000円の金利が受け取れるわけです。
これだけでもかなりお得になりますね。
また、手数料無料・原則24時間・リアルタイムで使える「らくら入出金」というサービスも利用できます。
楽天銀行からの自動入出金システムもかなり便利ですね。
ポイントプログラム
楽天と言えば強力なポイントシステムで有名ですが、楽天証券でもポイントがザクザク貯まる仕組みがあります。
例えば株式の取引手数料1%ポイントバック、投信積立の買付手数料全額ポイントバック、投資信託を保有しているだけでポイントが貯まっていきます。
そして貯まったポイントは、楽天グループでの使用はもちろんOKでマイルに交換、さらにはポイント投資で投資信託を買うこともできる!
ポイントを貯めて使って投資もできるのは楽天証券の強みと言えますね。
ただ、ポイントをお得に貯めるためには、楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリーかつ「マネーブリッジ」の設定が必要です。
楽天証券×楽天銀行の利用は必須なので、両方とも口座開設を済ませておくのがおすすめですね。
取り扱い商品
楽天証券で口座開設することによって、様々な投資サービスを利用できるようになります。
つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)、ロボアドバイザーの「楽ラップ」や投信積立など、投資初心者でも扱える商品が多いですね。
少額からでも投資を始められるので、まとまったお金を用意する必要もありません。
こうした豊富な商品が揃っているのも、楽天証券の大きな魅力と言えます。
楽天証券の始め方・口座開設の申し込み手順まとめ
「楽天証券」の口座開設は、本人確認書類をアップロードすればすべてネット上で完結します。
申し込みにはもっと手間がかかると思っていましたが、想像以上に簡単だったので拍子抜けでしたね。
私は前々から楽天銀行も愛用していたので、普通預金金利もこれで0.10%にアップ!
正直もっと早くから楽天証券の口座開設をしておくべきだった。
取り扱い商品も豊富なので、この機会に楽天証券で投資を始めてみてはいかがでしょうか!
▼公式ページはこちら▼