ロボアドバイザーによる資産運用を、たったの1,000円から始められることを知っていますか?
それを可能にしたのが今回ご紹介する「マネラップ」というサービスです。
1万円から始めることもちょっと不安だという方には、おすすめできるロボアドバイザーですね。
そこでマネラップのメリット・デメリットを中心に、特徴などをわかりやすくまとめていきたいと思います。
マネラップの特徴とは
マネラップとは、運用計画の作成から投資目標の達成まですべてをお任せできるロボアドバイザーです。
マネラップに関するサービス紹介動画も公開されています。
マネラップ | |
---|---|
初期投資額 | 1,000円~ |
積立可能額/月 | 1,000円~ |
手数料 | 1%未満 |
口座種別 | 一般口座のみ |
スマホアプリ | なし |
マネラップは大手証券会社で有名な「マネックス証券」が提供しているサービスの1つです。
最低投資額は1,000円からになるので手軽な投資ができ、毎月の積立額も1,000円からの投資を行っていくことができます。
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マネラップとマネックスアドバイザーとの違い
マネックスアドバイザー
- 運用方針を自分で決められる(アドバイス型)
- 初期投資額は5万円
- 積立可能額は月1万円~
- 手数料は約0.5%
マネラップ
- 運用方針はすべてお任せできる(投資一任型)
- 初期投資額は1,000円~
- 積立可能額は月1,000円~
- 手数料は1%未満
このような違いがありますが、「アドバイス型」は自分で管理することになるので、「投資一任型」であるマネラップなら自動で運用してもらえます。
マネラップの5つのメリット
まずはマネラップのメリットを1つ1つ見ていきましょう。
メリット①:3つの資産計画からサポート
簡単なアンケート形式の質問に答えることで、この3つから自分に合った最適なプランを提案してくれます。
- ためる:少額からの長期的な積立投資タイプ
- そなえる:「ためる」「たのしむ」の組み合わせタイプ
- たのしむ:資産を少しずつ取り崩して運用するタイプ
自分の目標に合わせた資産計画で運用を行っていけるので、より明確性を持って資産運用を始めることができます。
メリット②:最低投資額はたったの1,000円から!
他のロボアドバイザーと見比べてみると、
ロボアドバイザー | 初期投資額/積立可能額 |
---|---|
マネラップ | 1,000円~/1,000円~ |
THEO(テオ) | 1万円~/1万円~ |
ウェルスナビ | 10万円~/1万円~ |
1万円からの少額投資ができると人気が高いTHEOですが、それをも超える1,000円というのは凄いですね。
積立時にかかる手数料ももちろん無料なので、毎月積立できる資金があまりないような方でも、気軽に資産運用を行っていけるサービスになっています。
メリット③:運用コスト(手数料)が1%未満
とはいえ、ロボアドバイザーは基本的に手数料はそんなに高くありません。
ロボアドバイザー | 手数料(年率) |
---|---|
マネラップ | 1%未満 |
THEO | 1%(3,000万円まで) |
ウェルスナビ | 1%(3,000万円まで) |
それほど大きな違いはありませんが、特にマネラップは投資対象を低コストのETFだけに絞っているので、手数料が1%(0.991%)未満に抑えることを可能にしています。
ETFとは証券取引所に上場している投資信託のこと
長期運用を行っていく上では、運用コストを少しでも抑えることは重要になってくるので、マネラップでは効率的な資産運用を進めていくことができます。
メリット④:資産運用会社の強力なサポート
セゾン(クレディセゾン)は日本を代表するクレジットカード会社ですから、知らない人の方が少ないかもしれません。
それにマネックスグループに加えて、Vanguard(バンガード)はアメリカの世界最大級の資産運用
これらの金融機関が共同出資して設立した資産運用会社が、「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」であり、資産運用をしっかりサポートしてくれます。
また、最新の金融工学と長年の金融業界での経験をもとに構築されたアルゴリズムを、マネラップのロボアドバイザーに使用しているので期待感も高いですね。
マネラップの5つのデメリット
続いてマネラップのデメリットもしっかり把握しておきましょう。
デメリット①:運用時の元本割れリスクがある
マネラップでは国内外のETF(株式・債券など)に分散投資を行って、できるだけリスクの分散を図っていますが、価格変動による元本割れのリスクはあります。
資産運用は長期的になってくるので、時期によってはマイナスが続くこともあるから、リスクを理解した上で運用を行っていきましょう。
デメリット②:確定申告を自分で行う必要がある
ロボアドバイザーの中には、確定申告が不要な「特定口座(源泉徴収あり)」を選べるところもありますが、マネラップには残念ながら一般口座しか用意されていません。
そんな人も結構いるんじゃないかと思いますし、自分で計算して書類なんかを用意するのも面倒ですよね。
この点に関してはマネラップの大きなデメリットと言えます。
デメリット③:スマホアプリが用意されていない
スマホから手軽に資産状況をチェックしたりできないので、スマホアプリを使いたい人はウェルスナビのロボアドバイザーを利用することになります。
THEOでもアプリがあるんですが現状ではiOSに限定されているので、ウェルスナビが1歩リードしている感じですね。
デメリット④:税金最適化サービスがない
税金最適化サービスとは、運用時に発生した税負担を自動的に軽減して最適化してくれるサービスのこと。
マネラップにもTHEOにもない機能なので、ウェルスナビと比べると投資効率は少し低くなるかもしれませんね。
税金のことを考えて自分で調整するなんてことは難しいですし、そんな高度なテクニックができるのはロボアドバイザーくらいでしょう。
デメリット⑤:運用口座への入金が面倒
マネラップで運用するためには「投資一任口座」へお金を移動する必要があるんですが、マネックスの「証券総合取引口座」の方へ入金すれば、自動的に資金の振り替えを行ってくれます。
ですが、自分の銀行口座などから直接引き落しされるわけではないので、積立を行っていく場合は必要資金を総合取引口座に入金する手間が発生します。
ウェルスナビやTHEOなら毎月の積立を銀行引き落しに設定できるので、毎回入金する必要はありません。
あくまでもマネラップはマネックス証券が提供するロボアドバイザーなので、これは仕方のないことかもしれませんね。
マネラップはこんな人に向いています
マネラップのメリット・デメリットを確認して頂いたところで、どんな人に向いているサービスなのかをまとめてみました。
- まずは1,000円からの少額で始めてみたい
- 1万円以下で投資できるサービスを探している
- 知識や経験が必要ない資産運用を探している
- 手間のかからない投資をしていきたい
- 明確性のある運用方針に基づいて運用していきたい
- サポート体制がしっかりしているサービスを使いたい
あなたに当てはまるものはありましたか?
マネラップなら他のロボアドバイザーではできない少額投資が可能なので、金銭面に少し不安があるならマネラップがおすすめできます。
強力なサポートのもと、自分に合った資産運用計画に向かって投資を行っていくこともできます。
マネラップを始めるには
マネラップで運用を開始するまでの実際の流れはこんな感じです。
- 無料体験で資産計画を立てる(最短1分)
- ネットから口座開設(最短3分)
- 口座開設完了(最短3営業日)
- 必要資金を口座に入金
- 資産運用がスタート
ペーパーレス口座開設なら、ウェブサイト上で手続きがすべて完了します。
①の無料体験では簡単な質問に答えることで、自分の資産計画をシミュレーションすることができます。
ここでは初期投資額を10万円、毎月の積立額を1万円にして20年間運用した場合、期待値としては約430万円になるようですね。
この無料体験は任意なので、すぐにマネラップの口座開設から進めていくこともできます。
マネラップのメリット・デメリットまとめ
これまでの内容を改めてまとめておくと、
- 3つの資産計画から方向性を決められる
- 最低投資額は1,000円から
- 運用コストは1%未満
- 資産運用会社のサポートが強力
- 価格変動による元本割れのリスクがある
- 確定申告は自分で行う必要がある
- スマホアプリがない
- 税金最適化サービスがない
- 運用口座への入金が少し面倒
マネラップは大手のマネックス証券が提供しているので安全性には問題ないですし、運用コストも安くて1,000円という少額からの投資ができるサービスです。
確定申告が必要なのは少しネックな部分ではありますが、サポートもしっかりしているのでこの機会に体験からでも始めてみてはいかがでしょうか。
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