2018年1月からスタートしているつみたてNISA(積立NISA)ですが、これから始めることを検討している方は運用実績が気になるところですよね。
私は2018年10月から運用を開始しているので、始めるタイミングは少し遅かったですが2019年10月で運用期間が1年になります。
つみたてNISAは運用益が非課税になりますから、利益が出るなら基本的にメリットしかありません。
儲かるかどうかは、すでに運用している方の実績を確認するのが早いですよね。
そこで今回は、つみたてNISAの運用実績をブログですべて公開していきます。
【この記事の要点まとめ】
- 実際に積み立てしている銘柄
- 2018年10月~2019年9月の運用実績
- ポイント還元でお得になる買い方
つみたてNISA(積立NISA)で運用中の銘柄・商品
私がつみたてNISAで運用している積立銘柄は以下の5つです。
【アクティブファンド】
- ひふみプラス
【インデックスファンド】
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
投資初心者におすすめなのは、保有中に発生する信託報酬が業界最安水準のeMAXIS Slimシリーズ。
基本的にeMAXIS Slimシリーズから選べば間違いないと言えますね。
とにかくリターンを重視したい方は、楽天・全米株式インデックス・ファンドもおすすめです。
つみたてNISAはリターンが高いほど非課税メリットが大きくなるため、海外株式の比率を増やす方が効果的な運用ができます。
株式はリスクも高いですが、長期的に運用を続けていればリスクを軽減できますよ。
つみたてNISA(積立NISA)の設定状況
つみたてNISA設定内容 (2019年9月時点) | |
積立状況 | 設定中 |
買付 | 毎月 |
引落方法 積立指定日 | クレジットカード決済 毎月1日 |
分配金コース | 再投資型 |
積立金額合計 | 33,333円/月 |
つみたてNISAは「楽天証券」で運用を行っていて、設定状況は上記の通りになっています。
もともと毎日積立で運用していましたが、現在はクレジットカード決済に変更したことで毎月積立で買い付けされています。
毎月の積立金額は、つみたてNISAの年間非課税枠40万円の上限となる33,333円。
つみたてNISAの年間非課税枠は持ち越しできませんから、年内に使い切れるよう満額にしています。
また、年の途中からつみたてNISAを始めたり、積み立てできなかった月があった場合は、増額設定で追加することもできますよ。
銘柄別の積立金額は運用成績を見ながら変更することもありますが、米国株をメインに積極投資を行っていくスタイルですね。
つみたてNISA(積立NISA)の運用実績・利回りを公開
つみたてNISA運用実績 (2018年10月3日~2019年9月22日) | |
累計買付金額 | 349,133円 |
評価額 | 364,203円 |
累計受取配当・分配金 | 0円 |
累計売却金額 | 0円 |
累計損益 | +15,070円 |
リターン | +4.31% |
※リターン=(評価額÷累計買付金額-1)×100
つみたてNISAを約1年間運用したリターンは「+4.31%」でした。
人によっては、たった+4.31%しかないのか…と感じるかもしれませんね。
ですが、大手銀行の普通預金金利と比べれば年0.001%ですから、個人的には十分なリターンだと思っています。
つみたてNISAは長期にわたってリスクを軽減しつつ運用できるので、銀行に眠らせておくより効果的なお金の運用方法と言えます。
また、投資信託のインデックスファンドは年3~7%程度がリターンの目安になります。
短期でみると上がったり下がったりで不安に感じますが、長期的にみると年5%前後に安定する傾向があり、目先の損益に気を取られないことが大切です。
実際、2019年8月には株価が大きく下落してマイナスになりましたが、短期的な変動はあまり気にせず淡々と積み立てることを意識するといいですね。
積立銘柄別のリターン
つみたてNISA銘柄別実績 (2018年10月3日~2019年9月22日) | ||
銘柄 | 評価損益 | リターン |
ひふみプラス | +1,722円 | +1.73% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | +4,051円 | +5.86% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | +3,466円 | +5.55% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | +2,923円 | +5.00% |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | +2,907円 | +4.86% |
つみたてNISAで運用中の5銘柄すべてがプラスになっている状況です。
ひふみプラスは2017年まで好成績だった人気ファンドですが、2018年以降から少し低迷気味ですね。
成長に期待できる企業に投資できるため、今後日本の経済発展によって成長企業が出てくれば、また価格が上昇する可能性があるので運用は続けていきます。
米国株式と先進国株式は、市場が好調だとリターンも大きくなりやすいです。
積極的にリターンを目指す運用をしたい方は、銘柄を絞って集中的に積み立てしてもいいですね。
私はリスク分散や成績の比較目的もあって5銘柄に分散していますが、初心者の方は1~2銘柄でも十分ですよ。
つみたてNISA(積立NISA)の運用は将来的なリターンを見据えよう
つみたてNISAは、金融庁も推奨している「長期・積立・分散」に優れた運用方法になります。
積み立てに時間をかければかけるほどリスクが低減され、得られるリターンも伸びやすくなっていきます。
例えば、年率5%で毎月33,333円を20年間積み立てたシミュレーションをすると、20年後には約1,370万円に増える計算です。
元本800万円+利益570万円になるイメージですね。
もちろん将来の成果が約束されているわけではありませんが、過去の実績に基づいているので実現することは十分可能です。
将来いくらに増えるか知りたい方は、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」ですぐに確認できますよ。
つみたてNISAは運用期間中に得られた利益が非課税ですし、投資期間が長くなるほどその効果を発揮してくれます。
また、短期的な利益を目指すものではないので、目先の利益ではなく将来の利益を見据えて運用していくことが大切ですね。
価格が上がったり下がったりで一喜一憂する必要はありませんよ。
つみたてNISAは早く始めないと損をする!?
つみたてNISAを始めるか悩んでいる方は多いかもしれません。
ただ、注意しておきたいのが現状では投資可能期間が「2018年~2037年まで」であることです。
例えば、2020年からつみたてNISAを始める方は、18年間しか積み立てできません。
始める時期が遅くなると1年ごとに年間非課税投資枠が消えてしまうため、40万円の枠を失うことになりますね。
つみたてNISAの制度が改正される可能性はありますが、始めるなら早いに越したことはありませんよ。
つみたてNISA(積立NISA)は楽天証券がポイント還元でお得
つみたてNISAをいざ始めるとなると、まずはどこの金融機関で口座を開設するか決める必要があります。
せっかく運用を始めるなら、できるだけお得になる金融機関を選びたいですよね。
なので私はつみたてNISAでポイント還元が受けられる「楽天証券」を利用しています。
楽天証券なら積立代金を楽天カードで支払うと1%ポイント還元
楽天証券のつみたてNISAがおすすめな最大の理由は、積み立てでポイントがガンガン貯まっていくことですね。
「楽天カード」の支払いを使って積み立てするだけなので、ほとんど手間もかかりません。
毎月最大50,000円まで利用でき、つみたてNISAだと年間40万円(月33,333円)ですから、4,000ポイントは貯められますね。
私も実際に楽天カードで支払いを行っていますよ。
積み立てした翌月になると、しっかり1%分のポイントが獲得できていました。(他の支払い分も含みます)
また、貯まった楽天スーパーポイントは積み立てに利用することもできます。
つみたてNISAの金融機関で迷うことがあったら、楽天証券を選べばまず間違いないかと思いますよ!
つみたてNISA(積立NISA)の年間非課税枠を使い切ったら…
つみたてNISAの運用をさっそく始めたけど、年間非課税枠40万円を使い切ってしまった…という場合も考えられますよね。
1月~12月でフルに積み立てするなら毎月33,333円までですから、資金に余裕がある方は少し持て余すかもしれません。
また、楽天カード支払いのポイント還元は毎月50,000円までが対象なので、つみたてNISAだけでは上限いっぱいに活用できません。
なのでポイント還元メリットを最大限に活かしたい場合は、楽天証券の特定口座で投資信託を積み立てするのも1つの方法です。
特定口座だとつみたてNISA口座と違って運用益は非課税になりませんが、より幅広い銘柄に投資することができます。
楽天証券のつみたてNISAは約150本ほどですが、特定口座なら約2,600本と豊富なラインナップになっています。
つみたてNISA+特定口座を上手く併用すれば、楽天カード支払いのポイント還元で年間6,000ポイントまで貯めることもできますね。
年間非課税枠だけでは足りないという方は、特定口座で投資信託を運用することも検討されてみて下さい。
ちなみに、投資信託の選び方や初心者におすすめの銘柄は以下の記事で解説していますよ。
楽天証券の総合口座は「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめ
楽天証券の総合口座開設時には、つみたてNISA口座とは別に以下の3種類から開設する口座を選択できます。
【特定口座(源泉徴収あり)】
確定申告は原則不要
【特定口座(源泉徴収なし)】
年間取引報告書を使って確定申告
【一般口座】
自分で所得を計算して確定申告
特定口座(源泉徴収あり)だと、証券会社が税金の計算から納付まで行ってくれます。
確定申告が面倒だったり自分でできない方は、特定口座(源泉徴収あり)を選びましょう。
なお、つみたてNISA口座では運用益が非課税になるので確定申告は不要ですよ。
つみたてNISA(積立NISA)で運用中5銘柄の実績まとめ
ここでは、つみたてNISAで1年近く運用してみた実績を公開しました。
現状では積み立てしている5銘柄すべてプラス水準ですが、まだまだ運用期間が短いので様子を見ながらしっかり続けていこうと思います。
これからつみたてNISAをスタートされる方は、1%ポイント還元のある楽天証券がおすすめです。
また、1%還元を受けられるということは、「運用コストを1%低減できる」という捉え方もできますね。
長期投資におけるリターンを伸ばすためには、運用コストをできるだけ安く抑えることも重要になってきます。
このような視点から見ても楽天証券は有利と言えますし、この機会につみたてNISAは楽天証券で始めていきましょう!
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