個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)で、節税しながら積立投資をしようと考えている方は増えています。
ですが、複数の金融機関でiDeCo(イデコ)に加入することはできないので、どこで積立したらいいのか迷うところですよね。
利用する証券会社や銀行によっては、毎月不要な手数料がかかったり、選べる商品数が少なかったり、大きな違いがあるので注意が必要です。
iDeCo(イデコ)の手数料に関しては、人気の高い4大ネット証券の「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」「松井証券」が安いのでおすすめです。
そこで今回は、この4大ネット証券で選べる商品を徹底比較したので、iDeCo(イデコ)を始める際の参考になればと思います。
【前提】iDeCo(イデコ)の節税は手数料無料の金融機関を選ぶ
まず前提として知っておきたいのが、iDeCo(イデコ)の資産運用に必要な手数料の違いです。
利用する金融機関によっては、運用コストが高くなって損をすることがあるので、必ず事前に把握しておきましょう。
iDeCo(イデコ)で必ず支払う一律の手数料
支払先 | 手数料 |
国民年金基金連合会 (加入時) | 2,829円 |
国民年金基金連合会 (積立時) | 105円/月 |
信託銀行 (運用時) | 66円/月 |
金融機関 (運営管理手数料) | 金融機関で異なる |
信託銀行 (給付時) | 440円/1回 |
※運営管理手数料以外は、どこの金融機関でも共通になります。
iDeCo(イデコ)では新規で加入するときに「2,829円」、毎月積立しながら運用を続けるために「毎月171円(年間2,052円)」の手数料がかかります。
ここで重要になるのが、金融機関によって手数料が異なる「運営管理手数料」ですね。
この運営管理手数料は各社で自由に設定されていて、無料になっているところもあれば、毎月最低255円~必要になるところもあります。
また、資産残高・積立額・運用期間などの特定の条件を満たせば、iDeCo(イデコ)の運営管理手数料が無料になる金融機関もあります。
ここが無料なのか、有料なのかで運用コストが大きく違ってきます。
例えば「毎月171円+255円=426円」だった場合、年間5,112円の手数料がかかることに…
iDeCo(イデコ)は20歳から60歳まで運用できるので、仮に30年間運用を続けたとすると、合計153,360円の手数料になりますね。
運営管理手数料が無料だった場合は年間2,052円ですから、30年間運用を続けたとしても合計61,560円の手数料で済みます。
iDeCo(イデコ)の運用管理手数料が無料なのは6社
金融機関 | 運用管理手数料 |
楽天証券 | 無料 |
SBI証券 | 無料 |
マネックス証券 | 無料 |
松井証券 | 無料 |
大和証券 | 無料 |
イオン銀行 | 無料 |
ゆうちょ銀行 | 月255円 |
三井住友銀行 | 月255円 |
※2019年1月時点、保険会社を除き、「無条件」で無料になる金融機関が対象です。
iDeCo(イデコ)を扱っている金融機関は、証券会社・銀行・保険会社などを含め、数百以上もあります。
その中で運営管理手数料が「無条件無料」になるのは、上記6社の金融機関のみとなっています。
手数料無料だと運用に影響があるんじゃ…と思われる方もいますよね。
ですが、手数料を多く支払ったからといって運用実績が良くなるわけではありません。
iDeCo(イデコ)は法律改正で選べる商品が35本以下に
iDeCo(イデコ)は2018年5月、確定拠出年金制度の一部改正が施行され、運用可能商品数に「35本以下」という上限が設定されました。
これは厚生労働省が「投資初心者でも商品を選びやすくするため」という考えがあり、運用を始めやすい環境を整える目的があります。
すでに35本を超える商品数を扱っている金融機関に関しては、5年間(2023年まで)に上限となるよう、運用対象商品から除外することが必要です。
例えば「SBI証券」のiDeCo(イデコ)では60本以上の豊富な商品がありますが、今後は35本以下に絞られることになりますね。
すでに除外対象商品も発表されているので、この辺に注意しながら商品選びを行う必要もあります。
また、取り扱い商品数に上限が設定されたことで、新規の有望な投資信託が導入される可能性が低くなることも考えられます。
商品数がすでに豊富な金融機関では追加できる枠にゆとりがないので、新しい投資信託を追加するかの見極めも難しくなりそうですね…
これからiDeCo(イデコ)を始める方は、「選べる商品は35本以下になる」と覚えておきましょう。
楽天・SBI・マネックス・松井証券のiDeCo(イデコ)商品比較
ここからは、iDeCo(イデコ)の運用管理手数料が無料の4大ネット証券、「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」「松井証券」で商品比較していきます。
楽天証券のイデコ商品ラインナップ
※2019年1月時点、信託報酬(ファンド運用手数料)が1%以下の商品になります。
資産クラス | 商品名 | 信託報酬 |
国内株 | 三井住友・DCつみたてNISA日本株インデックスファンド | 0.1728% |
国内株 | たわらノーロード 日経225 | 0.1836% |
国内株 | iTrust日本株式 | 0.9612% |
海外株 | たわらノーロード先進国株式 | 0.216% |
海外株 | インデックスファンド海外新興国株式 | 0.594% |
海外株 | iTrust 世界株式 | 0.9612% |
海外株 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 0.1696% |
国内外株 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0.2296% |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 0.27% |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.2916% |
コモディティ | ステートストリート・ゴールドファンド | 0.886% |
バランス | 三菱UFJ DCバランス・イノベーション | 0.648% |
バランス | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.62% |
バランス | 楽天・インデックス・バランス | 0.2078% |
国内債 | たわらノーロード国内債券 | 0.1512% |
国内債 | 明治安田DC日本債券オープン | 0.648% |
海外債 | たわらノーロード先進国債券 | 0.1836% |
海外債 | たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) | 0.216% |
海外債 | インデックスファンド海外新興国債券 | 0.5616% |
楽天ターゲットイヤー2030 | 0.897% | |
楽天ターゲットイヤー2040 | 0.917% | |
楽天ターゲットイヤー2050 | 0.917% | |
定期 | みずほDC定期預金 |
「楽天証券」のiDeCo(イデコ)は、投資信託31本と元本保証型1本を取り扱っています。
中でもインデックスファンドは、低コストかつ投資家からの信頼も厚い「たわらノーロード」が中心。
ですが楽天証券の強みは、「楽天・全米株式(VTI)」と「楽天・全世界株式(VT)」に投資できることですね。
楽天投信投資顧問が運用する楽天バンガードシリーズで、投資家からは非常に人気が高い商品ですし、これらが購入できるのは楽天証券のみ。
また、「楽天・インデックス・バランス」は信託報酬0.2078%で、全世界株式15%・債券85%へ投資でき、為替ヘッジも行って安定性の高い商品です。
為替変動による資産価値の変化を回避することです。
海外株式・債券へ投資するときは「外貨」で運用されるので、円に換算する場合には為替変動の影響を受けることになります。
こうした変動リスクを多少のコストを支払うことで、回避することが可能になります。
信託報酬は0.2078%と割安なので、海外株式・債券へ個別に投資するよりもお得に運用できるのが魅力ですね。
ただ、債券の割合が多いのでiDeCo(イデコ)の非課税メリットを活かすなら、リターンに期待できる株式中心に投資するのが望ましいと言えます。
楽天バンガードシリーズへ積立するなら、「楽天証券」を選択することになります。
SBI証券のイデコ商品ラインナップ
※2019年1月時点、iDeCo「セレクトプラン」の信託報酬(ファンド運用手数料)が1%以下の商品になります。
資産クラス | 商品名 | 信託報酬 |
国内株 | eMAXIS Slim 国内株式 | 0.17172% |
国内株 | ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.17172% |
国内株 | ひふみ年金 | 0.8208% |
国内株 | つみたて椿 | 0.972% |
国内株 | 野村リアルグロース・オープン | 0.918% |
海外株 | ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.11772% |
海外株 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.11772% |
海外株 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 0.15% |
海外株 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.15336% |
海外株 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.1728% |
海外株 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412% |
海外株 | iFree NYダウ・インデックス | 0.243% |
海外株 | インデックスファンド海外株式ヘッジあり | 0.3024% |
海外株 | EXE-iグローバル中小型株式ファンド | 0.3304% |
海外株 | 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド | 0.972% |
国内REIT | ニッセイJリートインデックスファンド | 0.27% |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.2916% |
コモディティ | 三菱UFJ 純金ファンド | 0.972% |
国内債 | eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 0.15012% |
海外債 | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.1836% |
海外債 | iFree 新興国債券インデックス | 0.2376% |
海外債 | インデックスファンド海外債券ヘッジあり | 0.2808% |
海外債 | SBI-PIMCO 世界債券アクティブファンド | 0.81432% |
バランス | iFree 年金バランス | 0.17172% |
バランス | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.17172% |
バランス | SBIグローバル・バランス・ファンド | 0.2891% |
バランス | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.62% |
バランス | セレブライフ・ストーリー2025 | 0.6873% |
バランス | セレブライフ・ストーリー2035 | 0.6922% |
バランス | セレブライフ・ストーリー2045 | 0.696% |
バランス | セレブライフ・ストーリー2055 | 0.684% |
定期 | あおぞらDC定期 |
「SBI証券」では2018年11月より、「セレクトプラン」というiDeCo(イデコ)の新プランが選べるようになりました。
もともとあったプランは「オリジナルプラン」となっていますが、無料で新プランに変更も可能。
「セレクトプラン」では、インデックスファンドの中でも最安コストの「eMAXIS Slim」シリーズがラインナップ。
iDeCo(イデコ)の取り扱い商品数はすでに上限の35本が埋まっているので、現状では選べる選択肢が最も多いネット証券ですね。
「SBI証券」では、アクティブファンドで人気の「ひふみ年金」や、信託報酬1.62%の「ジェイリバイブ」にも投資可能。
どちらも高パフォーマンスを誇っている商品です。
また、どんな商品に積立したらいいかわからない…という方向けに、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」があります。
この商品は国内外の株式・債券・REITの8資産へ12.5%ずつ投資でき、個別に組み合わせるよりも効率よく、なおかつ信託報酬が割安なのが魅力ですね。
「SBI証券」のオリジナルプランでは「eMAXIS Slim」シリーズ対象外なので、低コストな運用がしたい方は「セレクトプラン」がおすすめです。
マネックス証券のイデコ商品ラインナップ
※2019年1月時点、信託報酬(ファンド運用手数料)が1%以下の商品になります。
資産クラス | 商品名 | 信託報酬 |
国内株 | DIAM DC 国内株式インデックスファンド | 0.1674% |
国内株 | DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 0.18252% |
国内株 | iFree JPX日経400インデックス | 0.2106% |
国内株 | ひふみ年金 | 0.8208% |
海外株 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.11772% |
海外株 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.1728% |
海外株 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412% |
海外株 | たわらノーロード NYダウ | 0.243% |
国内REIT | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | 0.27% |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.2916% |
コモディティ | ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) | 0.3996% |
国内債 | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド | 0.1296% |
海外債 | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.1836% |
海外債 | たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> | 0.2160% |
海外債 | iFree 新興国債券インデックス | 0.2376% |
バランス | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.17172% |
バランス | マネックス資産設計ファンド<育成型> | 0.54% |
定期 | みずほDC定期預金 |
「マネックス証券」のiDeCo(イデコ)は、投資信託24本と元本保証型1本の取り扱いとなっています。
楽天証券・SBI証券と比べて商品ラインナップは少ないですが、今後期待できる投資信託が登場したときには、追加するための枠を十分確保できると言えますね。
それにマネックス証券は、「ひふみ年金」「ジェイリバイブ」のアクティブファンド、「eMAXIS Slim」シリーズへの積立もできます。
マネックス証券のiDeCo(イデコ)は、人気商品から低コスト中心に厳選されている感じです。
また、アメリカを代表する優良企業30社へ投資できる「たわらノーロード NYダウ」もあり、SBI証券の「iFree NYダウ・インデックス」と同コスト。
運用実績や純資産総額などを目安に、どちらに投資するかは分かれるところだと思います。
コモディティの「ゴールドファンド」は信託報酬0.3996%と低コストなので、安全資産となる純金への積立にも向いていますね。
今後の新しい投資信託の追加に期待しつつ、安心できる低コスト商品で運用していくなら、「マネックス証券」も選択肢に入ってきます。
松井証券のイデコ商品ラインナップ
※2019年1月時点、信託報酬(ファンド運用手数料)が1%以下の商品になります。
資産クラス | 商品名 | 信託報酬 |
国内株 | DIAM DC 国内株式インデックスファンド | 0.1674% |
国内株 | ひふみ年金 | 0.8208% |
海外株 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.11772% |
海外株 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412% |
国内REIT | たわらノーロード国内リート | 0.27% |
海外REIT | たわらノーロード先進国リート | 0.2916% |
コモディティ | ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | 0.3996% |
国内債 | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド | 0.1296% |
海外債 | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.1836% |
海外債 | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 0.5616% |
バランス | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.17172% |
定期 | みずほDC定期預金 |
「松井証券」のiDeCo(イデコ)は、投資信託11本と元本保証型1本の取り扱いなので、他社と比べると少なめですね。
これからの商品追加にも期待できますが、今ある商品はすべて信託報酬が安く、投資初心者にとっても選びやすい環境になっています。
「eMAXIS Slim」シリーズもしっかり揃っていますし、「ひふみ年金」にも投資可能。
松井証券の「ゴールドファンド」はマネックス証券とは違い、「為替ヘッジなし」になっていることも特徴です。
こちらは為替変動リスクを直接受けることになりますが、投資先の外貨が値上がりしたときには、「為替差益」がそのまま利益となるメリットがあります。
また、iDeCo(イデコ)の国内外REIT(不動産)が「たわらノーロード」シリーズであることも、松井証券の特徴になっていますね。
【比較①】独自商品やサービスの利便性なら楽天証券
楽天証券でiDeCo(イデコ)を始める理由としては、独自の楽天バンガード商品「全米株式」「全世界株式」へ積立できることです。
本来ならバンガードのETF(上場投資信託)を購入するには、買付手数料がかかったり、ドルで購入するので為替手数料が必要だったりします。
配当金を自動的に再投資することができない面もありますが、楽天証券の楽天バンガードファンドなら、このような心配がすべてなくなります。
また、楽天証券では「証券口座」と「iDeCo口座」を1つのIDで一括管理でき、シンプルに資産状況の確認ができるので管理がとても楽ですね。
楽天証券でiDeCo(イデコ)はスマホにも対応しているので、パソコンから操作する必要がないことも大きなメリット。
直感的に使いこなしたい…という方には、楽天証券のiDeCo(イデコ)が最もおすすめできます。
他にも楽天証券では「iDeCo専用チャット」サービスも提供されています。
これはLINEのトーク機能を活用して、AIチャットが自動応答してくれるというもので、iDeCo(イデコ)の疑問について24時間受付してくれます。
電話してお問い合わせするほどじゃないけど、ちょっとした疑問に答えてほしい…というときには、このAIチャットがとても便利ですね。
iDeCo(イデコ)の投資は長期になるので、楽天証券のように使いやすく、サポート面が充実していると安心できます。
▼楽天バンガードに唯一積立可能▼
【比較②】商品数だけならSBI証券のイデコが圧倒
SBI証券のiDeCo(イデコ)を選ぶ理由としては、何と言っても4大ネット証券の中で最も商品ラインナップが豊富なことですね。
商品数が豊富なだけでなく、新たに「セレクトプラン」が登場したことによって、信託報酬が業界最安水準の「eMAXIS Slim」シリーズへも投資可能。
銘柄が多すぎてわからない…という場合には、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」に投資するだけで、手軽に「国際分散投資」することができます。
リターンを狙っていきたい方は、アクティブファンドの「ひふみ年金」や「ジェイリバイブ」を選択できることも魅力ですね。
また、SBI証券はiDeCo(イデコ)を10年以上運営している実績があり、利用者数も業界No.1と安定感も兼ね備えています。
最も多くの取り扱いがあり、業界を引っ張る信頼性を求める方は、SBI証券のiDeCo(イデコ)がおすすめできます。
▼業界No.1の商品ラインナップ▼
【比較③】商品内容やコスト面ならマネックス証券
マネックス証券のiDeCo(イデコ)は、低コスト商品に厳選されていて、リターンが狙えるアクティブファンドも選べます。
商品ラインナップ自体はSBI証券のセレクトプランと似ていますが、SBI証券はすでにiDeCo(イデコ)の上限数となる35本に達しています。
つまり、今後は有望な投資信託が登場しても追加できない環境…
その点で言えばマネックス証券は24本と少なくもなく、状況に合わせていつでも追加できる状態にありますね。
2018年10月には「eMAXIS Slim 」シリーズの「米国株式(S&P500)」が追加されています。
iDeCo(イデコ)を運用している間に市場も変化するので、将来的な投資の選択肢が増えることを考えれば、マネックス証券のiDeCo(イデコ)を選ぶ理由になります。
▼低コストの厳選商品に投資可能▼
楽天・SBI・松井・マネックス証券のイデコ商品比較まとめ
ここでは4大ネット証券の「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」「松井証券」で、iDeCo(イデコ)の商品を徹底比較しました。
今まではSBI証券が商品数で圧倒していましたが、今後は35本までの上限になるので、そこまで大きな差はなくなります。
最安コストを誇る「eMAXIS Slim 」シリーズは、楽天証券以外の3社で積立することが可能。
とはいえ、楽天証券でも低コストの「たわらノーロード」シリーズに投資できますし、iDeCo(イデコ)で楽天バンガードファンドを取り扱っている唯一の証券会社。
運営管理手数料はどこのネット証券も無料なので、手数料面で損をしてしまうということはありません。
あとは自分にあった商品があるか、サイトの使いやすさやサポート面が手厚いかなど考慮しつつ、iDeCo(イデコ)の積立で節税していきましょう!
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