「クラウドクレジット(Crowdcredit)」は、人気テレビ番組「ガイアの夜明け」でも紹介されたソーシャルレンディングサービス。
クラウドクレジットは海外ファンド(案件)を中心に扱っていて、利回りが高いのが特徴でもありますね。
最近では不動産ローンファンドへの融資も開始されています。
そこで実際に「ユーザーからの評価は?」「安全性はどうなの?」と気になっている方も多いかと思います。
なので今回は、クラウドクレジットの特徴や評判、安全性やデメリットについて詳しく解説していきます。
【この記事の結論】
- 伊藤忠商事をはじめ、大手企業が出資している
- 積極的に情報発信やセミナーを開催している
- 1万円からの少額投資かつ期待利回りが高い
- 海外投資メインなのでリスクがやや高め
- メディア掲載などで投資家からの評判も良い
クラウドクレジット(Crowdcredit)とは?
まずはクラウドクレジットについてご紹介していきますね。
クラウドクレジットは、少額から海外投資ができるソーシャルレンディングです。
ソーシャルレンディングとは、お金を「借りたい企業」と「貸したい投資家」をマッチングさせるサービスのこと。
投資家は一定期間お金を融資することで、金利に応じた利息を受け取ることができます。
このソーシャルレンディングでは様々な事業へ投資を行うことができますが、クラウドクレジットでは海外事業のファンドをメインに扱っています。
海外投資に特化したソーシャルレンディングとして国内でも人気があり、高利回りが期待できることから注目を集めていますね。
また、国内大手の伊藤忠商事株式会社が株主となっていて、様々なメディアにも掲載されています。
大手総合商社が投資を行うということは、クラウドクレジットがそれだけ期待されているということですね。
クラウドクレジットでは口座開設手数料や維持手数料は無料になっています。
運営はクラウドクレジット株式会社
- 会社名:クラウドクレジット株式会社
- 設立日:2013年1月
- 所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802
- 資本金:約10億5,000万円
- 役員数:46名
- 代表取締役:杉山 智行
クラウドクレジット株式会社の代表取締役である杉山社長は、東京大学法学部を卒業して大和証券SMBCで投資業務に携わった経歴があります。
その後はロイズ銀行東京支店の資金部長として、支店経営陣のサポートを行った経験もある人物。
ソーシャルレンディング事業に参入したのが2014年6月で、個人投資家と世界の資金需要者がWin-Winの関係をつくるサポートを行っています。
また、クラウドクレジットでは杉山社長のブログ記事や、社員のコラムなども掲載されています。
こうして社長自ら情報を発信していることは好感が持てますね。
投資初心者に対してとても役立つ情報が多いので、ソーシャルレンディングの知識を学べるのも嬉しいところ。
クラウドクレジットの安全性はどうなのか?
「クラウドクレジット(Crowdcredit)」で投資を始める上で、安全性は大丈夫なのか気になる方も多いかと思います。
ソーシャルレンディングでは投資リスク以外に「事業者リスク」がありますが、クラウドクレジットは様々な企業から出資を受けています。
先に紹介した「伊藤忠商事」をはじめ、「第一生命」「三菱UFJキャピタル」など名だたる大手企業が出資していますね。
こうした有名企業からのサポートを受けていると、投資家としては安心できるポイントになるでしょう。
また、クラウドクレジットは多くのメディアに掲載された事業者でもあります。
最近で言えば、2018年1月に東京テレビ「ガイアの夜明け」で紹介され、大きく注目されたことですね。
人気メディアに出演することで認知度が高まり、投資家への信頼性にも繋がります。
クラウドクレジットでは他にも、動画コンテンツの配信やセミナーも開催しています。
先に紹介したブログもそうですが、ソーシャルレンディングでここまで積極的に情報発信している事業者は早々ありません。
今後の体制や方針などの「運営報告会」も動画配信されているので、一度確認してみるのがいいかと思いますよ。
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クラウドクレジット(Crowdcredit)のメリット
「クラウドクレジット(Crowdcredit)」のデメリットを紹介する前に、まずメリットを先にご紹介しておきますね。
- 1万円からの少額投資ができる
- 多くのファンドは利回りが高い
- ファンドはリスク分散が考慮されている
- 募集ファンドが豊富にある
- 積極的に情報発信を行っている
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:1万円からの少額投資ができる
「ソーシャルレンディングってまとまったお金が必要じゃないの?」と思っている方は多いかもしれません。
ですが、クラウドクレジットでは最低投資金額が1万円からなので、生活に負担のかからない範囲で投資を始めることができます。
1万円から投資できるソーシャルレンディングは少ないので、手軽に始めたい方にはおすすめですね。
また、クラウドクレジットの運用口座からの出金は月1回まで無料。
2回目以降は1回につき756円(税込)が必要ですが、他社だと1回目から手数料が自己負担だったりするので、これは何気に嬉しいメリットです。
投資による利益を1円もムダにしたくない方は、クラウドクレジットで始めるのがいいかもしれませんね。
メリット②:多くのファンドは利回りが高い
多くのソーシャルレンディング事業者は、主に5%前後の利回りがメインとなっています。
ですが、クラウドクレジットで扱うファンドには、10%以上の利回りに期待できるものが多いですね。
利回りに関して言えば、国内のソーシャルレンディングサービスでもトップクラス。
期待利回りが高いのは、高度経済成長によって活発な海外事業がたくさんあるからです。
クラウドクレジットの投資先は海外ファンドがメインなので、平均的な利回りも高水準になるというわけです。
こうした投資によるリターンが大きいのは魅力的と言えますね。
メリット③:ファンドはリスク分散が考慮されている
ソーシャルレンディングでは、対象ファンドへ投資することで金利に応じた利息が得られます。
ただ、借り手側の企業が破綻してしまうと「貸し倒れ」になるリスクがあります。
クラウドクレジットではそのリスクを分散させる為、1社に対する貸付ではなく複数の債務者が対象になっているのが特徴ですね。
この場合、例え1人の債務者が資金返済できなかったとしても、他の債務者が問題なく返済できれば損失リスクを抑えられます。
ソーシャルレンディングではリスク分散が重要になってくるので、複数のファンドへ資金を分散して投資することが必要です。
クラウドクレジットでは、そこからさらにファンド内でのリスク分散も可能なので、貸し倒れリスクを軽減できるのがありがたいですね。
メリット④:募集ファンドが豊富にある
ソーシャルレンディング事業者によっては、募集がある程度限定されているところもあります。
1ファンドの募集が終了した段階で次のファンドが募集開始というように、複数のファンドを一度に見比べることができない場合もありますね。
ですが、クラウドクレジットでは多くの募集ファンドが掲載されるので、条件を確認しながら好きな海外ファンドへ投資することができます。
選べる選択肢が豊富なのも、クラウドクレジットの大きなメリットですね。
メリット⑤:積極的に情報発信を行っている
先に紹介しましたが、クラウドクレジットではブログ記事や動画コンテンツの配信、数多くのセミナーも開催しています。
他のソーシャルレンディング事業者ではブログ記事を作成していなかったり、情報発信に関しては消極的なところもあります。
クラウドクレジットは投資家に対して情報発信を定期的に行っているので、事業者としても信頼できるポイントになりますね。
ブログ記事や動画配信、セミナー情報は公式ページからすぐ確認できるので、わかりやすくサイト設計されているのもありがたいですね。
▼公式ページはこちら▼
クラウドクレジット(Crowdcredit)のデメリット
「クラウドクレジット(Crowdcredit)」のメリットをご紹介しましたがデメリットもあります。
- 貸し倒れ(デフォルト)リスクが高め
- 資産運用中は現金化できない
- 為替市場に影響される
それぞれ見ていきましょう。
デメリット①:貸し倒れ(デフォルト)リスクが高め
ソーシャルレンディングは元本保証がないので、借り手側の企業が何らかの理由で返済不能になると、「貸し倒れ」になるリスクが発生します。
クラウドクレジットではファンド内でリスク分散される仕組みがありますが、期待利回りが高いことからリスクも高くなる傾向にあります。
過去に元本割れや延滞を起こしたこともあるようです。
また、海外ファンドには「担保付き」の案件が少ないので、その点を含めて投資リスクが高くなってしまうことに注意が必要ですね。
なのでクラウドクレジットでは、安定性を求めた投資は難しい面があります。
できるだけリスクを抑えて運用するなら、利回りが比較的低めな海外ファンドを選ぶか、他のソーシャルレンディングも検討するのがいいですね。
デメリット②:資産運用中は現金化できない
クラウドクレジットに限らず、ソーシャルレンディングは、運用期間終了時まで投資資金の引き出し(現金化)ができません。
ファンドには融資期間が決められているので、その期間が満期になるまでは基本的に投資した資金は動かせなくなります。
クラウドクレジットは運用期間が最短7ヶ月と短めですが、全体的には1年以上の期間を要するファンドが多い傾向がありますね。
比較的長めの運用になるので、しばらくの間はお金が戻ってこないと考えて投資する方がいいでしょう。
生活の必要資金での投資は避けて、当分使うことのない余剰資金内で始めることをおすすめします。
デメリット③:為替市場に影響される
クラウドクレジットが扱っている案件は海外ファンドなので、為替市場が変動することで利回りが大きく影響される場合があります。
この為替変動リスクを抑えるには、「為替ヘッジ付き」のファンドを選ぶ方法もあります。
為替ヘッジ付き
⇒為替変動リスクを抑えられる半面、利回りが下がる
為替ヘッジなし
⇒為替変動リスクがある半面、利回りが大きくなりやすい
リスクを避けるなら「為替ヘッジ付き」、リターンを優先するなら「為替ヘッジなし」という感じですね。
こうした為替ヘッジを考慮しつつ、複数のファンドへ分散投資することも意識しておきましょう。
クラウドクレジットの評判・口コミはどうなのか?
ここまで「クラウドクレジット(Crowdcredit)」の特徴やメリット・デメリットを紹介してきましたが、実際に利用している投資家の評判・口コミも見てみましょう。
海外案件のクラウドクレジットは10%前後がゴロゴロあるな…凄い。
中には13%なんて案件も。こちらも投資してみます。
ロボアドとパフォーマンスを比較したい。 pic.twitter.com/QNFus68euC— 小林亮平@アメリカ横断中(〜8/30) (@ryoheifree) 2018年4月6日
話題のソーシャルレンディングの雄、クラウドクレジットの口座を開設した。オリックス銀行の金銭信託が償還された資金でトライ。株と投信のエクスポージャは相応なので新しい分散投資先としてどうかなと。
情報開示に積極的な会社姿勢も◎。私も同じ金融機関出身なので、痒いところに手が届いてる感じ— 中村@税理士受験生H30簿財待 (@nkmr48) 2018年8月13日
今月はソーシャルレンディングの3社目の投資先に新たにクラウドクレジットを追加!
結構利回りが高いです。他には、クラウドバンク、
レンディックス。— たかあき (@takaaki_110) 2018年8月2日
今更だけど、クラウドクレジットはほとんど為替変動があるし貸付期間も長いので、ポートフォリオの大きなウエイトにするのは怖いな…。国内案件の方がいいかも。
— ふりまい (@freemysoul2020) 2018年8月15日
クラウドクレジットの期待利回りや事業者としての評判は良いですね。
海外投資を積極的にできるソーシャルレンディングはクラウドクレジットくらいですし、高い利回りを狙った投資もできます。
クラウドクレジットの累計出資金額は、4ヶ月ほどで30億円以上伸びているので、確実に利用者も増加しているようです。
ただ、運用期間が長めであることと為替リスクが懸念されている部分もあるので、まずは少額から始めるのが良さそうですね。
▼公式ページはこちら▼
クラウドクレジット(Crowdcredit)へ投資するなら
クラウドクレジットへ投資しようか検討されている方は、公式ページで公開されている「期待リターンマップ」を参考にするのがおすすめです。
期待リターンマップは毎月更新されていて、海外ファンドごとの運用状況を確認することができます。
リターンマップは「クラウドクレジット公式ページ」の「運用状況・実績」⇒「償還時のリターン予想」から確認できます。
この顔マークによって、それぞれ運用が上手くいっているのか、そうでないのかを知ることができます。
- ニコニコ:期待できる利回りが見込める水準
- 普通:利回りは低下しているがプラス水準
- ムスッと:収益がプラスマイナス0近辺
- ダメダメ:収益がマイナスの可能性あり
このリターンマップを参考にして、ニコニコマークの運用状況である海外ファンドへ投資するのがいいですね。
とはいえ、一ヶ所に集中して投資するのはリスクを伴うので、少額であってもなるべく分散させる方が損失時のリスク低減に繋がります。
また、事業者リスクへの分散も考えると、クラウドクレジット以外のソーシャルレンディングへ投資することもおすすめですよ。
特に初心者の方は、安定した実績かつ短期投資ができる「クラウドバンク」が始めやすいですね。
こちらも1万円からの少額投資ができるので、ぜひチェックされてみて下さい。
クラウドクレジットの実際の利回りは高いのか
クラウドクレジットの期待利回りはかなり高水準ですが、実際に投資して運用したときの利回りがどのくらいか気になるところだと思います。
そこでクラウドクレジットで公開されている投資家全体の「損益統計」を見てみましょう。
これは2018年6月時点の予想値をもとに算出されたデータですが、平均利回り(年利)は約6%になっていますね。
中には少数ですが元本割れになっている方もいるようです。
期待利回り通りの実績を常に維持することは難しいですが、年利6%なら100万円で運用すると年間6万円の利益が望めますね。
もちろん確実性はありませんが、クラウドクレジットの海外投資でリターンに期待できることがわかります。
元本割れに関しては、クラウドクレジットに限らず投資全般に言えることなので、リターンを得るにはそれなりのリスクが必ず伴います。
その点をよく理解して投資を行えば、十分利益を確保することは可能でしょう。
クラウドクレジットの評判・特徴まとめ
「クラウドクレジット(Crowdcredit)」はただ利回りが高いということだけじゃなく、投資家への情報提供も行っています。
伊藤忠商事が主要株主になっていることも考えると、これからも期待できるソーシャルレンディングサービスだと感じますね。
クラウドクレジットの海外投資はリスクがやや高めですが、先程のリターンマップを参考にしてファンドを選べば、比較的リスクも抑えられるかと思います。
いきなり大金を投資する必要はないので、まずは1万円から始めていくのがいいですよ。
まだクラウドクレジットを利用されていない方は、この機会に登録を済ませて投資の準備を進めていきましょう!
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