新しいソーシャルレンディングサービスとして、2017年7月から運営を開始したのが「LENDEX(レンデックス)」です。
LENDEXは、CMでも有名な東急不動産グループ「東急リバブル」と業務提携し、今注目されている事業者ですね。
ですが、まだ実績もそれほどないので、「怪しくない?」「安全なの?」と不安に思うところもあるでしょう。
そこで今回は、LENDEXの評判や特徴を詳しく解説しながら、ソーシャルレンディングとして評価できるのかを見ていきましょう。
【この記事の結論】
- LENDEXは事業者リスクがある
- 東急リバブルと提携で不動産ファンドの質は高い
- 2万円からの少額で始められる
- 短期投資で8~10%のリターンに期待できる
- 投資家からの評判は悪くない
LENDEX(レンデックス)とは?
LENDEX(レンデックス)とは、不動産ローンファンド(案件)を中心に扱うソーシャルレンディングサービス。
ソーシャルレンディングとは、お金を「借りたい企業」と「貸したい投資家」をマッチングさせるサービスのこと。
投資家は一定期間お金を融資することで、金利に応じた利息を受け取ることができます。
運営を開始したばかりなので、既存のソーシャルレンディング事業者と比べると、まだまだ認知されていませんね。
ただ、LENDEXは不動産ビジネスに信頼のある「東急リバブル」と業務提携済み。
LENDEXが扱う不動産ファンドは、この東急リバブルが査定した信頼性の高い不動産担保付き案件に限られています。
ソーシャルレンディングにおいて、こうした信頼性のある提携企業は投資家にとって安心できるポイントですね。
LENDEXでは口座開設手数料や維持手数料は無料になっています。
運営会社しているのは株式会社LENDEX
- 会社名:株式会社LENDEX(レンデックス)
- 設立日:2000年8月1日
- 所在地:東京都千代田区飯田橋二丁目1番4号九段セントラルビル
- 資本金:1億円
- 役員数:6名(役員含む)
- 代表取締役:筧 悦生
株式会社LENDEXの代表取締役である筧社長は、公認会計士と税理士の資格を持ち、会計コンサルティング業務を中心に活動後、ソーシャルレンディング事業を開始。
筧社長は過去に行政の指導を受けた経験がありますが、2年ほど業務改善に取り組んで準備を整えた上で、ソーシャルレンディング事業に参入しています。
経営陣に関してはまだ不透明性を感じますが、これから実績を出していけばその辺の問題は解消されていくでしょうね。
また、LENDEXの第1号ローンファンドでシステム上のミスにより、配当から源泉税が差し引かれないという問題が一度起きています。
ただ、その後はシステムが改修されて分配金の調整も行われており、現在は問題なく稼働しているようですね。
投資家の立場としては、システムトラブルも不安に感じる部分ですし、今後はしっかり徹底した管理がなされるかで評価も変わってきますね。
LENDEX(レンデックス)は怪しい?安全なのか?
LENDEXは実際にソーシャルレンディング事業者として安全なのか、そこが気になっている方も多いかと思います。
LENDEXではまだ実績が少ない状況ですが、過去の募集ファンドの実績を見てみると、
このように償還(返済)がしっかり行われています。
安定した実績作りと知名度も上がってくれば、信頼性も徐々に高まってくるでしょう。
また、LENDEXの不動産ローンファンドは、
- ほぼすべてが不動産担保付き
- 融資は東急リバブルの評価額の80%を上限に設定
- 1年以内の短期運用が中心
- 2万円からの少額投資が可能
などの特徴を持っています。
ファンドの選定は借り手の財務書類を基にした評価や、担保物件の評価が重視されています。
以上の観点から考えると、ソーシャルレンディングとしてのリスクは低めと言えます。
「少額投資+短期運用」ができるのは、投資初心者にとっても嬉しいことですね。
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LENDEX(レンデックス)のメリット
ここからはLENDEXのメリットをご紹介していきます。
- 2万円からの少額投資ができる
- 利回りが他社よりも高い
- 1年以内の短期投資が可能
- 担保付きファンドで低リスク
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:2万円からの少額投資ができる
投資と聞くとある程度まとまったお金が必要なイメージがありますが、LENDEXでは2万円から始めることができます。
ソーシャルレンディングサービスの中には、最低投資額が10万円からの事業者もあったりするので、参入のハードルが低いのは嬉しいポイントですね。
口座開設手数料や維持手数料は無料ですし、不要なお金を払わなくていいのもメリットと言えます。
LENDEXは投資初心者にとっても、始めやすいソーシャルレンディングサービスです。
メリット②:利回りが他社よりも高い
LENDEXで扱っている不動産ローンファンドは、期待できる利回りが8%~10%ほどと高いのが大きな魅力!
不動産も扱う人気の高い「クラウドバンク」でも平均約6.8%の利回りです。
他のソーシャルレンディングだとさらに低いところもあるので、LENDEXは利益率もかなり高いですね。
だた、利回りが高く設定できているのは、業務開始から間もないということと、借り手の企業に協力してもらっているのが現状のようです。
今後は需要の増加に伴って利回りが下がってくる可能性があるので、今のうちに始めておく方がいいかもしれません。
メリット③:1年以内の短期投資が可能
ソーシャルレンディングは一定期間お金を拘束されてしまうので、運用が長期になると少し不安に感じる方は多いかもしれません。
長い案件だと1年~3年くらいになりますが、LENDEXでは数ヶ月~1年のファンドが多いのも特徴ですね。
もちろん長期でじっくり運用するのもいいですが、投資した元本が早く戻ってくると安心できます。
短期投資で始めたい方は、LENDEXでの運用を検討してみるのがいいですよ!
メリット④:担保付きファンドで低リスク
ソーシャルレンディングは「貸し倒れ」のリスクを常に想定していないといけません。
そこで重要になってくるのが、ファンドに「担保」があるかどうか。
LENDEXでは、ほぼすべてのファンドが「不動産担保付き」なので、貸し倒れリスクを最小限に抑えることができます!
そしてその担保の査定を不動産のプロである「東急リバブル」が行っているので、査定された不動産の評価額はかなり信頼できますね。
LENDEXで募集される融資額は担保に対する80%の金額ですから、万が一が起きたとしても元本回収ができる可能性も高いと言えます。
基本的に担保付きファンドであるLENDEXは、投資家にとっても比較的安心して投資できますね。
LENDEX(レンデックス)のデメリット
LENDEXのメリットをご紹介しましたがデメリットもあります。
- 貸し倒れ(デフォルト)リスクがある
- 資産運用中は現金化できない
- 不動産市場に影響される
それぞれ見ていきましょう。
デメリット①:貸し倒れ(デフォルト)リスクがある
LENDEXに限らずソーシャルレンディングは投資なので、貸し倒れリスクが常に伴います。
借り手側の事業が上手くいかずに破綻してしまった場合は、残金の回収や担保売却によって投資家に返済されます。
LENDEXは担保付きなので、貸し倒れたときのリスクを抑えることができますが、100%元本が保証されているわけではありません。
その為、無理な投資は避けて余裕のある範囲で投資することが前提となりますね。
デメリット②:資産運用中は現金化できない
これもLENDEXに限らずソーシャルレンディングは、運用期間終了時まで投資資金の引き出し(現金化)ができません。
運用期間中はお金を融資している状態なので、運用中にお金を動かせないのは当然ですね。
ここで生活に必要な資金まで投資してしまうと、後々困ることもあるので余剰資金で始めるのが前提条件です。
ただ、LENDEXは先に紹介したように、運用期間が短めの不動産ローンファンドが中心。
他のソーシャルレンディングよりも早く拘束が解かれる為、比較的安心して投資できるのが嬉しいですね。
デメリット③:不動産市場に影響される
LENDEXが扱うファンドは不動産が中心なので、市場が変化することで投資に大きく影響を与えます。
不動産市場が悪化すると利回りが下がったり、不動産担保の評価額が下がる可能性もあります。
市場変化リスクも考慮して、LENDEXのソーシャルレンディングを始めるようにしましょう。
不動産以外への投資を行うことでリスク分散を図ることもできるので、他のサービスも活用することを検討するといいですね。
LENDEX(レンデックス)の評判・口コミは?
ここまでLENDEXの特徴やメリット・デメリットを紹介してきましたが、実際に利用している投資家の評判・口コミも見てみましょう。
投資をやってみた。2万突っ込んで2ヶ月くらいで0.5%。悪くない。はまりそう。#投資 #LENDEX pic.twitter.com/GpQwX7TBaO
— coki (@coki_ichicawa) 2018年8月12日
LENDEXに50万投資で6650円の分配金がありました。クラウドバンクもまだみてないけど分配かな、が入ったみたい。仮想通貨で含み損続いてるからちょっと嬉しい
— ててお (@KUiIFXvVRhkRapO) 2017年10月4日
レンデックスさんのファンドの画像がそれぞれ10MB程度もあり重かっため対応をお願いしたら、早速改善。
こう言った細かい対応は信頼感に繋がりますね(^_^)#ソーシャルレンディング #レンデックス
— まさお (@slwatch_net) 2018年4月13日
LENDEX(レンデックス)から無事12月分の分配金が支払われました!!
なんか少し前から急に人気になってきたような気がするのは自分だけかな。
ファンドの調達ペースがアップしてる。https://t.co/pEkhUnAFiH— メカニック@投資家2.0 (@ipomechanic) 2017年12月23日
LENDEXは新しい事業者なので今後の展開にも注目したいところですが、今のところは利用者からの評判も良いようですね。
分配金の受け取りや高い利回り、2万円からの少額投資ができる点はやはり魅力的ですね。
また、運営会社の透明性には不安が残っていますが、ちょっとした細かい要望にも迅速な対応しているようなので、投資家に対して反応がいいのは好印象です。
従業員が少ないながらも改善の意思が感じられますね。
こういった積み重ねで信頼を築いていけるんじゃないかと思います。
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LENDEX(レンデックス)は評価できる?
LENDEXのメリット・デメリットをおさらいしておくと、
- 2万円からの少額投資ができる
- 利回りが他社よりも高い
- 1年以内の短期投資が可能
- 担保付きファンドで低リスク
- 貸し倒れ(デフォルト)リスクがある
- 資産運用中は現金化できない
- 不動産市場に影響される
このような特徴がありましたが、個人的にはソーシャルレンディングの中でも評価できるおすすめサービスですね。
投資家からの評判も良いですし、不動産担保付きなので貸し倒れリスクも低く抑えられます。
「少額投資+高利回り+短期投資」の条件が揃っているソーシャルレンディングはあまりありません。
ただ、運営元である株式会社LENDEXの経営が上手くいかず、行政処分などで返済が止まるもしくはできなくなる可能性もあります。
ソーシャルレンディングでは、何らかの理由で行政処分を受ける事業者も結構多いので、この辺のリスクは頭に入れておくべきでしょう。
今後も評判通りにしっかり運営が行われていくと期待したいですね。
LENDEX(レンデックス)の特徴まとめ
LENDEXはまだまだ実績が少ないので安定しているとは言えませんが、着実に利用者を伸ばして実績を作っています。
これまでの評判や特徴・メリットなどを考えても、これから大きく伸びて来そうなソーシャルレンディング事業者ですね。
取り扱う不動産ローンファンドは、東急リバブルが査定を行った上での厳選された案件なので、貸し倒れリスクに関してはそれほど問題ではないかもしれません。
LENDEXは事業者リスクの方が高いと言えますからね。
とはいえ、短期投資で高い利回りを受けたい方には、かなり魅力的な投資先でしょう。
「安定した実績がないと不安だよ。」と感じる方は、他のソーシャルレンディングサービスを検討されるのがいいですね。
その上でLENDEXで投資を始めたいという場合は、さっそく登録(口座開設)を進めていきましょう!
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