ビットコインのチャートを見ると、前回の最高値に近い水準まで価格が上がってきています。
ここ最近の上昇やビットコインETFの承認ニュースを見て興味を持った人は多いかもしれません。
ビットコインは半減期が近いこともあって、多くの投資家が今後の動きに注目しています。
価格が下がってから買いたい人は多いでしょうし、いつ買うかタイミングを見計らっている人もいるでしょう。
わたしもたくさん買い増ししたいと思っているうちの1人です。
ただ、何も考えずビットコインを購入しようとすると損をする可能性があり、どうやって買ったらいいのかわからない人もいるかと思います。
そこで今回は仮想通貨取引所での購入方法を解説していきます。
ビットコインの半減期で今後はどうなる?
ビットコインはこれまでに半減期が3回あり、その後はいずれも価格が上昇してきています。
↓はビットコインの半減期後の動きをわかりやすく表示したチャートです。
半減期:上昇期間/底値からの上昇値
- 12年11月:13か月/400倍
- 16年7月:17か月/115倍
- 20年5月:17か月/19.5倍
- 24年4月:???
今回で4回目となる半減期でもし今後も似たような動きになるとしたら、半減期を迎えてからさらに上昇し始めて2025年10月頃にピークを迎えると考えられます。
ピーク時のビットコイン価格は、1,600万円くらいになるんじゃないかと個人的に思っています。
底値が220万円なので約7倍の上昇値になりますね。
わたしはプロトレーダーでも相場観があるわけでもないので、あくまでも希望的観測でしかないですが。
とはいえ、期待はしているのでビットコインの価格がこうなればいいなぁくらいの気持ちでいます。
すでに半減期を終えたビットコインは2024年9月1日時点で850万円ほどを推移していて、これまでの過熱した上昇の調整を行っている相場状況と言えそうです。
半減期を迎えたからといって急激にすぐ上昇する訳ではないので、こういった停滞期間に上手く買っていきたいところですね。
ビットコインはいくらから買える?
ビットコインて今800~900万円くらいだよね?高すぎて買えないんだけど...
こういった疑問を持っている人も少なからずいるんじゃないかと思います。
ビットコインが1枚欲しいなら話は別ですが、仮想通貨取引所によっては500円程度から購入することが可能です。
いきなり大金を入れるのはリスクが高いので、まずは損をしても許せる範囲の資金から始めるのがいいかと思います。
これから期待できるならある程度のお金を今のうちに投資しておきたい...と感じている人も中にはいるかもしれません。
実際わたしもビットコインは今よりも価格が上昇して、過去の最高値を超えていく力は十分あると思っています。
ただ、投資に絶対はありませんし、想定通りにいかないのが投資というもの。
○○ショックのようなことが起こって大暴落しても、精神的に耐えられるくらいのゆとりは残しておく必要があります。
特にビットコインは1日に10~20%の変動が当たり前の世界ですからね。
リスクを十分理解した上で、余剰資金と相談しながらポートフォリオに組み込んでいきましょう。
ビットコインを自動で買いたい人向け
仮想通貨取引所のコインチェックでは「Coincheckつみたて」というサービスがあり、自動でビットコインの積み立てができます。
最低1万円から始めることができ、一度設定するだけで引き落としから買い付けまで全部自動です。
買い方がよくわからない人でも積み立てがラクラクできちゃいます。
安い時には多く高い時には少なく積み立てしてくれるので、手間なくリスクを最小限に抑えた運用ができるのでありがたいですね。
手動で買うとなると、日本円を入金したり注文を入れたりとちょっと面倒です。
今買っていいのか?もう少し待ってから買うか...とか変に考えちゃうので、勝手に買い付けしてくれる方が気楽でいいです。
コインチェックはスプレッドの面で少し敬遠していましたが、完全自動化できる点で月3万円の積み立てを最近始めました。
ちなみに2021年1月からbitbankでも積み立てを続けています。
bitbankは積み立てサービスがなくAPIを使っているだけで入金も手動ですし、使い勝手なら断然コインチェックの方が良いですね。
わたしもすでにコインチェックで積み立てを始めています。
ビットコインを手動で購入する方法
自分の好きなタイミングでビットコインを買いたい!という人向けに手動で購入する方法も解説していきます。
ここではわたしも使っているコインチェックとbitbankでの買い方になります。
- 取引所形式での買い方
- 販売所形式での買い方
基本的に「取引所形式」で購入する方が手数料が安くてお得です。
1:取引所形式での買い方
まずは手数料が安い取引所形式でビットコインを購入する方法です。
スマホ画面を使って解説していきますね。
▼コインチェックの取引所で買う流れ
※コインチェックは最低0.005BTCの購入になる為、現在のレートだと35,000円ほど用意する必要があります。
コインチェックではスマホアプリからは取引所で売買ができないので、Webサイトを使っていきます。
まずはWebサイトにログイン後、画面右上「4本線」マークから日本円の入金画面に移動します。
入金方法
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
※銀行振込以外は手数料がかかります。
振込先口座
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
ちなみに入金はスマホアプリからでもできます。
わたしは銀行振込で楽天銀行の口座に入金していますが、振込先口座はどちらを選んでもOKです。
口座を選んだら、記載されている振込先情報に本人名義で利用している口座から振り込みを行って下さい。
銀行振込してからコインチェックの口座に反映されるまで15~20分程度かかりました。
コインチェックに入金が完了したら、ホーム画面から下にスクロールしていくと「現物取引」の項目が出てきます。
- 通貨:BTCになっているか確認
- レート:買いたい価格を入力
- 注文量:買いたい枚数を入力
- 概算:自動で円換算されます
- 売りor買い:買いを選択
※最低注文数量は0.005BTC以上
「注文する」ボタンをタップすると注文が確定し、すぐ下にある「未約定の注文」から確認できます。
取引所形式だとユーザー間取引になるので、注文したレートによってはなかなか約定しない場合があります。
無事約定されるとビットコインの購入は完了になります。
▼bitbankの取引所で買う流れ
※bitbankは最低0.0001BTCから購入できる為、現在のレートだと700円ほどの資金から始められます。
bitbankのスマホアプリからログインしたら、画面右上の「入金」⇒法定通貨の「JPY」を選択して日本円入金画面に移動します。
入金方法
- 銀行振込
振込先口座
- GMOあおぞらネット銀行
- 住信SBIネット銀行
※住信SBIネット銀行に入金する場合、振込依頼人名義の部分に「入金番号9桁+名前」を入力する必要があります。
bitbankは銀行振込のみ対応しています。
わたしは住信SBIネット銀行の口座に入金していますが、入金番号の記載を忘れると反映まで数日かかる場合があるので注意して下さい。
問題なく入金されたら、画面下の「取引所」を選択して「BTC/JPY」をタップします。
画面が切り替わったら「注文」をタップします。
すると注文一覧の画面になるので、注文するために必要な項目を入力します。
- 買いor売り:買いを選択
- 注文方法:成行を選択
- 注文量:買いたい数量を入力
※最低注文数量は0.0001BTC以上
コインチェックのようにレート(価格)を指定する「指値注文」もできますが、サクッと注文を約定したい人は「成行注文」で問題ありません。
ちなみに指値注文の場合は手数料をマイナスにできる為、取引コストが気になる人はこちらで注文するのがお得ですね。
「注文」をタップすると注文内容の確認画面が出てくるので、内容に問題なければ「実行」をタップ。
成行注文だとすぐに約定するので、「履歴」⇒取引履歴の項目で先ほど注文した内容を確認することができます。
今回の取引では手数料が約0.8円ほどかかっています。
これ高いと見るか安いと見るか。
指値取引はそんなに難しくないので、少しの手数料も無駄にしたくない!という人は慣れておくといいですね。
2:販売所形式での買い方
販売所形式の場合は運営が保有している通貨を購入する形になり、スプレッドという実質的なコストがかかります。
基本的に販売所で取引するのはおすすめすませんが、こういった買い方もあるということを知っておいて損はありません。
一応コインチェックに関しては販売所の手数料さえ気にしなければ、500円からビットコインを購入できます。
取引所より小額で買えることと販売所はスマホアプリ内で完結するので、コインチェックとしてはこっちで買ってほしいという気持ちが伝わってくる...
▼コインチェックの販売所で買う流れ
スマホアプリを開いて画面下「販売所」⇒「BTC」を選んで「購入」をタップします。
購入金額を入力して「日本円でBTCを購入」をタップ。
再度確認画面が出てくるので問題なければすぐに購入できます。
販売所はかなりシンプルな作りなので、ビットコインを購入するまでがスムーズです。
取引履歴もアプリ内で確認できます。
利便性は悪くありませんが問題は販売所で発生するスプレッド。
例えば今購入したビットコインを販売所で売ることができますが...
- 購入価格:6,926,000円
- 売却価格:6,544,000円
⇒約38万円の価格差⇒スプレッド
販売所が割高だと言われるのは当然ですよね...
この時はビットコインの価格が取引所だと672万円くらいだったので、仮に取引所で売るにしても20万円ほどの価格差です。
bitbankの販売所も似たようなものだと考えて下さい。
まぁbitbankは特に取引所で小額から購入できるので、販売所を使うメリットはほぼないです。
これから初めて仮想通貨取引所を使う人は、ビットコインをどこで買っているのか必ず確認して下さい。
手動で取引する時は間違えて販売所で買ってしまった...という事態にならないよう気をつけましょう。
ビットコインで不労所得が欲しい人向け
ビットコインを買ったはいいけど、仮想通貨取引所に置いとくだけでいいの?
これは銀行にお金を預けて眠らせていることと似たイメージが浮かんできます。
わたしはビットコイン買ったまま放置するのはもったいない!と感じた人間なので、ステーキングやレンディングなどで運用しています。
ちなみに2024年7月は仮想通貨の運用で10万円ほどの不労所得がありました。
コインチェックやbitbankにもレンディングサービスがあり、ビットコインを一定期間預けることで利息を得ることができます。
コインチェックでは90日以上が人気ですでに枠が埋まっていますが、30日間ロックすることで年率2%でビットコインを増やすことが可能。
bitbankはビットコインの枠がすでになく1年間ロックの長期しかないので、使い勝手はあまり良くないです。
ビットコインをこれから購入してしばらく預けておく人は、取引所でレンディングして不労所得を得ることも検討してみて下さい。
ビットコインの購入で損をしないために
- 500円~の小額でも購入できる
- 取引所なら取引コストを抑えられる
- 販売所はスプレッドがあり割高
ビットコインの半減期に備えて買っておきたいけど、いまいちどこで買うのか買い方がわからない人はこの記事が参考になるかと思います。
そもそも仮想通貨取引所の中に販売所があったり取引所があったり複雑なんですよね...
初めてビットコインを購入する人が迷うのも当然です。
とりあえず小額からでも購入できて、取引所形式を利用するのがお得だと理解しておけばOKです。
手動で買うのは不安...仮想通貨取引所に入金するとか面倒...って人はコインチェックで自動的にビットコインを積み立てできます。
販売所で買い付けされるので割高ですが、それでもほったらかしで運用したいなら全然アリだと思います。
わたしも手数料高!?って思っていた側ですが、月3万円で積み立てを始めています。