株取引の手数料が無料になる株アプリ「STREAM(ストリーム)」の評判・口コミが気になっている方は多いかもしれません。
ネット証券では手数料の値下げ競争が激しい中、株式委託手数料を無料にした日本初(2019年10月9日時点)となるサービスがSTREAMです。
STREAMなら取引コストを気にせず売買できるため、株式投資をする方にとっては利用するメリットが大きいと言えますね。
2018年7月18日に株取引サービスを開始したばかりなので、まだまだ知名度は高くありませんが、株式の手数料無料は非常に魅力的です。
スマホアプリに特化していることもあり、シンプルに株取引ができる点も特徴の1つ。
そこで今回は、株アプリ STREAMの評判・メリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
【STREAMの要点まとめ】
- 株式の手数料がいつでも何回でも無料
- スマホアプリがシンプルで取引が簡単
- コミュニティ機能で情報収集しやすい
- 信用金利の優遇制度がある
株アプリ STREAM(ストリーム)とは?
STREAMの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社スマートプラス |
サービス開始時期 (株取引) | 2018年7月18日 |
口座開設費・管理料 | 無料 |
取扱商品 | 日本株 (現物・信用取引) |
株式委託手数料 | 無料 |
利用環境 | スマホアプリ (iOS・Android) |
株アプリのSTREAMは、スマートプラスという企業が開発や運営を行っているサービスです。
スマートプラスは、東大発Fintechベンチャー企業の株式会社Finatext(フィナテキスト)が2017年3月に設立したネット証券です。
親会社であるFinatextは、これまでに数多くの金融業界向けモバイルサービスの開発を手がけた実績があります。
また、業界大手である大和証券が新規立ち上げをサポートしていることもあり、スマートプラスは安心感のあるネット証券ですね。
そこでモバイルアプリ第一弾として2018年7月にリリースされたのが、SNSを活用した株取引アプリ「STREAM」になります。
STREAMでは、従来型の株式委託手数料を「いつでも」「何回でも」無料にし、取引コストを気にすることなく売買できます。
STREAM(ストリーム)はなぜ、株式委託手数料を無料にできるのか?
株式の手数料が無料と聞いて、なんだか怪しい…と感じる方も中にはいますよね。
なので、STREAMが手数料無料にできる理由も解説しておきます。
結論から言うと、STREAMは収益源がまったくないわけではなく、「SMART取引(SOR)」によって一部の手数料を得ています。
SOR(スマート・オーダー・ルーティング)とは、自動注文回送サービスのことです。
株式注文を受けた時点で東証・東証立会外取引から、より有利であると判断された価格で約定を行うことができます。
これをわかりやすく説明すると、SMART取引で東証より有利な価格で約定した場合に限り、差額相当の半額を手数料として徴収する仕組みです。
東証で約定した場合は何回でも手数料無料なので、投資家側は損をすることはないというわけですね。
また、STREAMは自動的に最もお得な市場に売買注文を出してくれるため、手間をかけずに東証より有利な価格で株式を購入できます。
つまり、投資家はSMART取引でお得な売買注文ができ、STREAM側はその際に一部の手数料を得られるので、どちら側にもメリットがありますね。
こうした理由から、STREAMは株式委託手数料を無料にすることができるので、安心して取引することが可能ですよ。
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株アプリ STREAM(ストリーム)のメリット
ここからは、STREAMのメリットについて解説していきます。
- 株式手数料が無料でお得
- スマホアプリで簡単に取引できる
- コミュニティ機能で情報収集しやすい
- 信用金利の優遇制度がある
それぞれ順に見ていきましょう。
メリット①:株式手数料が無料でお得
やはりSTREAMの最大のメリットと言えるのは、株式委託手数料がいつでも何回でも無料であることですね。
2019年10月9日現在、他のネット証券や金融機関では無料で取引することはできません。
これはSTREAMだけの強みですね。
例えば、人気の高い楽天証券やSBI証券では、1約定ごとに最低でも50円(税抜)からの手数料がかかります。
取引金額に応じて手数料も大きくなるので、取引コストに注意して売買する必要があります。
ネット証券の手数料は比較的に低水準ですが、無料になるSTREAMに勝るところはないですね。
特に頻繁に株取引を行う方なら、コスト面の差で利益にも大きく影響してきます。
手数料を気にせず売買したい方は、STREAMを活用するのがおすすめと言えます。
メリット②:スマホアプリで簡単に取引できる
STREAMはモバイル特化のサービスですから、スマホアプリをインストールするだけで簡単に株取引が行えるようになっています。
スマホ片手で取引することを念頭にしているため、取引に必要な情報がひとまとめにされ、売買注文がしやすいこともありがたいですね。
シンプルさを徹底的にこだわった画面デザインなので、株取引をしたことがない方でも使いやすいアプリになっていますよ。
アプリの操作性が悪いと取引時にストレスになったり、機能が複雑だと思うように注文できなかったりします。
その点、STREAMなら直感的に操作できるため、他社のアプリと比較しても利便性に優れていますね。
メリット③:コミュニティ機能で情報収集しやすい
STREAMでは、ロイター・時事通信・モーニングスターや、銘柄情報に紐付く掲示板・Twitterなど、豊富な情報ソースが提供されています。
様々な方面から情報を集めることができるので、取引アイデアが豊富に得られますね。
また、コミュニティで評価された有益なコメントや情報も数多くあり、ユーザー間で情報収集することも可能です。
コミュニティ内のコメントを読めば、株初心者が株上級者の考えなどを学べる良いきっかけにもなりますよ。
わからないことは質問するとアドバイスをもらえることもありますから、自分の投資力をアップさせる意味でもコミュニティ機能は便利ですね。
様々な意見を参考にしつつ勉強を重ねながら、徐々に自分自身の取引スタイルを確立することを目指すこともできます。
メリット④:信用金利の優遇制度がある
STREAMでは、ログイン/役立つ/フォロー/コメント等のアクションがすべて「ポイント化」されるシステムになっています。
ポイントを貯めることでクラスアップすることができ、クラスに応じて信用金利が変動します。
クラス | 買方金利 | 売方金利 | 貸株料 |
SS | 1.89% | 0.00% | 1.15% |
S | 2.29% | 0.00% | 1.15% |
A | 2.79% | 0.00% | 1.15% |
B | 2.99% | 0.00% | 1.15% |
C | 3.29% | 0.00% | 1.15% |
D | 3.49% | 0.00% | 1.15% |
このようにクラスアップすることで、信用金利をお得にできるメリットもあります。
積極的にコミュニティへ参加し、情報提供をすればポイントを獲得できるので、株上級者にとっても利用価値がありますね。
こうした優遇措置はコミュニティの活性化にも繋がりますし、STREAMは業界トップクラスの信用金利でもありますよ。
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株アプリ STREAM(ストリーム)のデメリット
株アプリのSTREAMにはメリットばかりではなく、デメリットとなる部分も存在します。
- 取り扱い商品は日本株のみ
- 単元未満株の購入はできない
- PCツールは使えない
- 未成年口座・NISAには非対応
こちらもそれぞれ見ていきましょう。
デメリット①:取り扱い商品は日本株のみ
STREAMでは現在、日本株しか取り扱っていません。
IPO(新規公開株)だったり、夜間取引(PTS取引)だったり、投資信託などの取り扱いがなく、取引の選択肢は限定されますね。
ただ、日本株に限ればSTREAMが手数料無料でお得ですから、利用目的によって他社と使い分けるのがおすすめです。
特に主要ネット証券は使い勝手がよく、取り扱い商品も充実しているので、メイン口座として併用するのがいいかと思いますよ。
デメリット②:単元未満株の購入はできない
通常の株取引では、10株・100株・1,000株などをまとめて1単元としています。
基本的に1単元(主に100株)からの購入になるので、株価が高い銘柄であればまとまった資金がないと購入できません。
1株からでも購入できる単元未満株に対応していれば少額投資も可能ですが、STREAMでは残念ながら「単元取引のみ」になっています。
まとまった資金を用意できない…まずは少額から始めていきたい…という方には、STREAMでの株取引は不向きですね。
単元未満株を購入したい場合は、個人的に「SBI証券」を利用するのがおすすめです。
SBI証券は原則1日2度の約定チャンスがあり、他社よりも魅力的なのでこちらも検討しましょう。
デメリット③:PCツールは使えない
STREAMはモバイルに特化した株取引サービスになるため、スマホアプリで売買することになります。
スマホを持っていない方、基本的にPCを使っている方、大画面で取引したい方には向かないですね…
スマホ以外だとタブレットなら利用可能です。
とはいえ、外出先だったり移動中の空いた時間を利用して株取引をしたい場合には、スマホアプリが便利ですから大きなデメリットではありません。
アプリの操作性も優れているので、日頃からスマホがメインの方なら気にならない部分でしょう。
デメリット④:未成年口座・NISAには非対応
STREAMは残念ながら、未成年口座・NISA口座には対応していません。
学生の方や、これからNISAも始めたい方は、主要ネット証券を利用することになりますね。
また、STREAMでは一般口座の開設はできず、特定口座(源泉徴収あり)か特定口座(源泉徴収なし)のいずれかになります。
ただ、よほどの理由がない限りは、確定申告が不要な特定口座(源泉徴収あり)を選ぶことがほとんどです。
個人的には一般口座が選べなくても特に問題ないですね。
未成年口座・NISA口座に対応していないことには注意しておきましょう。
株アプリ STREAM(ストリーム)の評判・口コミ
実際のところ、STREAMのメリット・デメリットよりも評判・口コミが気になりますよね。
そこでSTREAMについてどう評価しているのか、Twitter上の意見を一部集めてみました。
とりあえずSTREAMのアプリDLと口座開設申し込みしてみた🤔
手数料がほんとに無料ならすごすぎるし、、、— mai (@mai_asset) October 1, 2019
streamが手数料無料で株式取引サービスを提供できる理由を初めて知った。なるほどー、という感じ。個人投資家の単位なら変なことにならなさそう。
— FiboCat (@FiboCat) July 9, 2019
先日から使い始めたSTREAMですが、徐々に資金をそちらへ移動しています
手数料0⃣円はいいですよ!😀
(STREAMの回し者ではありません・・・)ただ、スマホ専用なのでとっさに操作する時は慌ててしまいます😅
そのうち慣れるかな?@STREAM_baas— テクテク (@katochan2020) April 23, 2019
スマートプラスが提供しているSTREAMという証券アプリがとても良さげ。
特徴は現物、信用取引手数料を完全無料としている点と、
掲示板等で役立つ情報を提供するとポイントが貰えてクラスアップが出来る点だ。クラスアップすると信用金利手数料が安くなったりのメリットがある。
早速口座を開設😁 pic.twitter.com/MbLHDls02J
— 習志野(仮) (@narasinokari) January 5, 2019
stream申し込んでみたYO
手数料タダなら使って損はないはず(o´’ω’`) pic.twitter.com/Ij9U2yAwAT— おくらちゃん (@ikaokura_sushi) July 3, 2019
全体的に見ると、やはり手数料が無料になるという部分が魅力的に感じている方が大半ですね。
STREAMを知った方は続々と口座開設をして、日本株の購入に利用されているようです。
デメリットについてはあまり見受けられなかったので評判も良さげです。
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株アプリ STREAM(ストリーム)の口座開設方法
- メールアドレス
- 個人番号カードまたは通知カード
- 本人確認書類(免許証等)
- 銀行口座(口座番号等)
STREAMの口座開設時には、以上のものを事前に用意しておくと手続きがスムーズです。
開設申し込みはオンライン上で最短5分で完了するので簡単ですよ。
口座開設費・管理費は無料ですから、不要なコストも一切かかりません。
STREAMの口座開設は以下の流れで進めていきます。
- アカウント登録
- 口座開設の必要情報を入力
- 本人確認書類のアップロード
- 口座開設審査(1~2営業日)
- 取引開始
開設審査が完了すると、1週間以内に書留郵便で「開設コード」が郵送されてきます。
あとはSTREAMの開設コード入力画面で入力し、アプリ認証後に入金をすれば取引を開始できます。
さっそくSTREAMの「口座開設申し込み」から始めていきましょう。
株アプリ STREAM(ストリーム)の評判・メリット・デメリットまとめ
- 株式の手数料がいつでも何回でも無料
- スマホアプリがシンプルで取引が簡単
- コミュニティ機能で情報収集しやすい
- 信用金利の優遇制度がある
今回は株アプリ STREAMの評判・メリット・デメリットを徹底解説しました。
新興のネット証券であるスマートプラスが開発・運営を行っていますが、大手の大和証券も出資してサポートしているので今後にも期待できそうですね。
なにより、日本初となる株式委託手数料無料のサービスですし、日本株を低コストで取引したい投資家にとっては利用価値があります。
株式投資が初めてでも、コミュニティ機能を活用すれば知識を身につける手助けになり、スマホアプリも直感的に使えて便利です。
個人的にはメインで主要ネット証券を使いつつ、日本株の取引専用としてSTREAMを併用するのがいいかと思います。
日本株の投資において低コストを重視される方は、この機会に手数料無料で売買できるSTREAMを活用しましょう!
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