仮想通貨(暗号資産)にはステーキングという仕組みがあり、ビットコインなどを預けることで報酬を得ることができます。
ブロックチェーンネットワークに参加する⇒対価として報酬を受け取る、という感じで「プロジェクトに参加してくれたお礼」ようなイメージですね。
2025年8月はステーキングでの不労所得は「+283,792円」でした。
仮想通貨は保有している通貨の値上がりを待ちつつ運用して収益を増やせるので「複利」効果もあるのが良いところです。
仮想通貨のステーキングは始めるまでが少し面倒ですが、慣れてしまえば特に難しい作業をする手間もありません。
ステーキングによる報酬の内訳もまとめているので、興味がある人は参考にしてみて下さい。
先月の不労所得はこちら↓

仮想通貨のステーキングによる不労所得
- BTC/ETH: +84,144円
- BNB : +21,186円
- SOL : +35,918円
- USDT/C : +127,409円
- MCHC : +1,873円
- その他 : +13,262円
合計:+283,792円
※2025年8月末時点の評価額で算出しています
わたしは1種類の通貨だけでなく、ある程度分散して色々とステーキングしています。
利回りは通貨によって、預け先のプロジェクトや取引所によって日々変化するので、毎月似たような報酬が得られるわけではありません。
現在、BTC・ETH・BNBは海外CEX中心の運用(ステーキング・PoolX・ローンチプール等)で回している状況です。
DeFiのレンディングと同様に変動する利率を自分でコントロールすることはできないので、高パフォーマンスになるかは状況次第なところがありますね。
USDT・USDCは基本的にレンディングに預けて、SOLは現在LSTから戻してそのまま「JUP Lend」に貸し出してます。
↑基本的に利率次第ではCEXでも運用します。
ステーブルはかなり確保できたので、とりあえず年内は買い場が来ない限りこのままドル運用でいいかなと。
SOLに関しては価格が250ドルあたりを利確の目安ラインにしつつ、それまでは運用を続けていく感じにしようかと思っています。
2025年1月~8月までのステーキング報酬
- 2025年1月:345,529円
- 2025年2月:160,648円
- 2025年3月:232,680円
- 2025年4月:192,874円
- 2025年5月:247,124円
- 2025年6月:211,630円
- 2025年7月:329,709円
- 2025年8月:283,792円
総利益:2,003,985円
※各月末時点の評価額で算出しています
仮想通貨の価格にも影響されるので、毎月得られるステーキング報酬に大きな差があります。
わたしは利回りが一定ではない通貨も預けているので浮き沈みも激しいですが、2025年1月~8月の不労所得は2,003,985円になりました。
2024年はエアドロ×ステーキングで年間478万円の収益だったので、今年は前年以上を目標にしていきたいところです。
2025年はありがたいことに1月に大きいエアドロがあった為、目標にかなり近づくことができました。
ただ、利確のタイミングに失敗したことで利益を半分以上失う結果に…..
また、KILOやHSKのダメージもあり結果的にエアドロをエアドロで溶かすというダメムーブをかましてしまった、、、
結局のところ地道にコツコツが安定だなぁと思う今日この頃。
個人的にお削り系のエアドロはハズレが多くリスクも大きいので無理して触る必要はないですね。
仮想通貨のステーキング先
わたしがメインで運用している仮想通貨のステーキングは以下になります。
【2025年9月1日時点】
- CEX(取引所)でステーキング
- DeFiでレンディング
- BCG(ブロックチェーンゲーム)で運用
レンディングは厳密に言うとステーキングとはちょっと違いますが、貸し出すか預けるかの違いなのでやることは基本的に同じですね。
それぞれまとめているので、気になる人は参考にどうぞ。
※海外CEXは日本の金融庁の認可を受けていないところもある為、正直なところ今後も同じように利用できるかはわかりません。
なので利用するかどうかは各自の判断で決めましょう。
CEX(取引所)でステーキング
※2025年8月時点:BTC VIP⇒1.1% ETH VIP⇒1.4%
今は海外のCEX大手である「Bitget」でビットコインやイーサリアムを運用しています。
イーサリアムはBybitのオンチェーン運用でリステーキングする方法もありますが、ボーナスがないとBitgetのVIPと利回りに大差ない感じですね。
ちなみにBitgetのETH2.0で運用するとVIPなら3.8%です。
ビットコインはCoincheckで年率2%で回せたりするので、特に動かす予定がないなら国内CEXで運用する方が効率は良いかも。
わたしの場合はBitgetの「PoolX」にも使うことがあるので、単純な利率では劣るものの・・・といった感じですね。
Coincheckで積み立てしている分はそのまま預けても良さそう。
有力なエアドロップの案件があった場合はCEX以外の新興プロジェクトなどで運用することもあります。
CEXで運用するよりもリスクが高くなるため、仮想通貨に慣れていない人はまずCEXで運用することから始めるのがいいかと思います。
ビットコインはエアドロップ目的で運用するのはなかなかリスクがあり、手数料諸々で結構な金額を削られるのであまりおすすめしません。
相当な魅力がない限りは無難にCEX等に預けておくのがいいかな。
BitgetやBybit等のCEXではビットコイン・イーサリアムだけではなく、国内では取り扱っていない色々な通貨のステーキングもできます。
わたしはどちらのCEXも利用していますが、Bitgetには「PoolX」というステーキングサービスがあってこれがなかなか便利です。
PoolXとは簡単に言うと、BTC・ETH・USDT等をステーキングすることで新規プロジェクトの通貨を報酬として受け取れるものです。
このサービスの嬉しいところは、ロック期間がなくいつでも償還することができる点ですね。
従来のステーキングだと高いAPRを確保するために一定期間ロックする必要がありますが、PoolXではロックなし&APRがそこそこ高いのも魅力です。
リスク資産で運用するのが嫌だ・・・という人ならドルに連動するUSDTでステーキングできるプロジェクトもあるので比較的安心だったりします。
また、Bitgetは日本語対応のスマホアプリもあって外出先でも資産管理がしやすかったりするので、運用できる資産があるなら使ってみてもいいかなと思います。
わたしも実際にBitgetに置いているBTC・ETH・USDTはPoolXでステーキングしたりしていますね。
BitgetのPoolXにあった $SUNDOG はETHプールのAPRが高い水準を維持してくれていたので結構美味しかった。 pic.twitter.com/buyEw0KI5u
— フリ (@free_manJJ) August 31, 2024
最近はUSDTで運用できるPoolXがかなり減りました。
こういった美味しい案件もあるので、Bitgetの口座を持っている方はPoolXを利用しておいて損はないかと思います。
↑ちなみに招待コードを使って登録すると、少しお得に取引できるようになるので良かったら使って下さいね。
DeFiでレンディング
DeFiとは
⇒Decentralized Financeの略で分散型金融と言われるもの。
ブロックチェーン技術を使って、中央集権的な管理者を必要とせず取引することができる金融システムです。
主に利用することが多いのは、SolanaやBSC(Binance Smart Chain)というブロックチェーン上にあるDeFiになります。
今は「Kamino」内にある「Earn」にUSDCを預けて運用していて、利率に$KMNOが加算(11月6日まで)されるので利率が少し高めになっています。
なお、Kaminoに限ったことではないですが、貸し出すだけじゃなく借り入れすることも可能。
また、8月27日に稼働し始めた「Jupiter Lend」でもSOL・USDCを運用しています。

こちらも「Earn」タブからUSDCを預けることができます。
早期利用者に$JUPとかのエアドロが降ってくる可能性もあるかなぁと淡い期待も抱きつつ・・・
エアドロ期待も含めて利用しているDeFiやDEX(分散型取引所)は↓になります。
ただ一定のリスクがあるので、もしステーキングをするなら基本的にはメジャーなDeFiから小額で始めるのがいいかと思います。
KaminoはTVL(預かり資産)が安定して高くてSolana上では人気の高いDeFiです。
エアドロシーズン4も始まったので、$KMNOのボーナスも狙っていくことができます。
単純にUSDT・USDCで運用するなら5~10%くらいの利率はあるので、日本円をステーブルにして預けておくだけでもメリットがありますね。
BCG(ブロックチェーンゲーム)で運用
BCGとは
⇒BCGはブロックチェーンゲームの略で、NFTゲームとも呼ばれている。
ブロックチェーン技術を用いてNFTというデジタルアセットを使い、仮想通貨を稼ぐPlay to Earnが可能。
マイクリ(My Crypto Heroes)は、2023年11月に5周年を迎えた実績のある日本初のBCGです。
歴史上のヒーローNFTを使って素材を集めたり、大会でプレイヤー対戦(PvP)をすることができます。
仮想通貨のOASがランキング報酬として付与される大会もあり、ゲームで遊びながら稼ぐことが可能です。
わたしがマイクリで報酬として貰っているのは、このゲームのガバナンストークンであるMCHCです。
仮想通貨のMCHCは、ゲーム内投票や売買で利用することができます。
報酬を受け取る方法としては、Cp(クリプトニウム)と呼ばれるものを消費してMCHCのクラフトを開始し、完了すれば配布される仕組みです。
Cpはゲームプレイでも貰えますが、仮想通貨ウォレットの「MetaMask」でMCHCを保有しているだけでも獲得可能。
MCHCは今のところ以下の場所で取引できます。
CEX(中央集権型取引所)
- 取り扱いなし
DEX(分散型取引所)
- ETHチェーン:Uniswap
- Polygonチェーン:QuickSwap
- Oasysチェーン:Tealswap
- Oasysチェーン:Gaming DEX
2024年2月にBitgetにも上場しましたが2025年3月に上場を停止しています。
残念ではありますが今後は日本国内のCEX上場を目指して取り組んでいくようなので、ぜひ頑張ってほしいところです。
また、一定のリスクはありますがQuickSwapで「WETH-MCHC」、Gaming DEXで「OAS-MCHC」の流動性ステーキングができます。
MCHCをただ保有するよりCpの獲得量が多く、流動性提供による手数料収入も貰えるので結構お得だったりします。
Gaming DEXの流動性提供によるCp獲得は最近追加されて、以前からあったTealswapでの流動性提供はCp獲得対象外(25年3月25日)になっています。
↑
わたしはTealswapで流動性提供は解除してひとまず様子見しています。
また、MCHCは2025年9月1日時点で4~5円ほどの価格で推移しています。
まだ仮想通貨取引所にほとんど上場していないので、国内CEXにどんどん進出していってほしいところです。
特にコインチェックではゲーム関連の通貨も上場しているので、個人的には割とMCHCもあるんじゃないかと期待しています。(早く上場させてーーー)
マイクリ以外にプレイしているBCG
- コインムスメ
こっちはゲームを遊んで稼ぐ「Play to Earn」がメインで国内プロジェクトです。
展開しているチェーン(Oasys)のトークンであるOASが不調の中、コインムスメは色々な施策や試行錯誤で継続させるという意思を感じます。
プロジェクトトークンであるMSMも一時期は0.2円台まで下落しましたが、8月は回復の兆しが見えつつありました。
わたしは以前に投資した分がまだ少し残っているので軽く遊んでる感じですが、ゲーム性はよりシンプルかつ手軽になったのでスキマ時間にできそう。
BCGというジャンルである以上「稼ぎ」に重点を置くことが前提にあるので、お小遣い程度でもプラスにしながらPlay to Earnができるといいかな。
ステーキングを始めたい人向け
これから仮想通貨のステーキングを始めてみたい!と感じた人もいるでしょう。
単純にビットコインやイーサリアムを預けて不労所得を貰いたいだけなら結構簡単にできます。
- 国内取引所でBTC・ETHを買う
- 国内取引所で貸し出す
例えば国内取引所の「Coincheck」や「bitbank」でビットコインを買う⇒一定期間ロックして利息を貰うだけです。
ちなみにbitbankの仮想通貨を貸して増やすサービスは、募集が終了していたり1年間ロックされたりと使い勝手が結構悪かったです。
最大年率5%なんですが預ける枚数が少ないと0.5%程度になったりしますし...
CoincheckはBTC・ETHの30日間ロックの年率2%までしか空きがない状態が多く、ロック期間の割にはそれほど利率は良くなかったり...
現状では国内CEXだとなかなか効率の良い運用ができなかったりします。
なのでCEXのステーキングで運用する時はBitgetやBybitの方が良かったりします。
利率面もそうですが通常の取引などを含めた利便性に関しても優れているので、なにかと使い勝手がいいんですよね。
まぁただ、国内CEXでも運用はできますし始めやすいので、まずは近場から経験するのが安心かなと思います。
ステーキングを始めたいんだけど、ビットコインの買い方がわからない...という人向けに↓で解説しているのでこちらも参考にどうぞ。

DeFi・BCGでステーキングするには
VenusのようなDeFiだったりマイクリのようなBCGでステーキングして、仮想通貨の不労所得を貰いたい人は少しハードルが上がります。
- 国内取引所でETHを買う
- MetaMaskに送金する
- 対応チェーンにブリッジする
- 預けたい通貨にスワップする
- DeFi・DEX等にステーキングする
※チェーンごとに必要な手数料
⇒ETH:ETH
⇒BSC:BNB
⇒Solana:SOL
⇒Polygon:POL(旧MATIC)
⇒Oasys:OAS
国内取引所のbitbankなら、上記にある5つのチェーンに対応した仮想通貨を購入することができます。
「MetaMask」は仮想通貨ウォレット⇒財布の役割りになるものです。
このMetaMaskを使って取引する際に各チェーンごとの通貨が手数料として使用されるため、事前に用意しておく必要があります。
また、国内の仮想通貨取引所では異なるチェーンに送金ができません。
ETHを直接BSCに送金するとかはできないので、これが結構手間がかかって面倒なんですよね。
MetaMaskにはブリッジ・スワップ機能が搭載されているので、ウォレット内である程度完結することはできますが...
他にもMetaMaskは最初ETHチェーンしか表示されないので、必要に応じて「Chainlist」などでチェーンを追加する手間もあります。
色々ありすぎて面倒だなぁ...と感じる人は、とりあえず国内・海外CEXのステーキングから始めてみるのがいいかと思いますよ。
ステーキングは難しいという人向け
↑はbitbankで積み立てしているビットコインとイーサリアムの積立額(元本)と評価額の推移になっています。
ステーキングではなく仮想通貨を積み立てるという選択肢もあります。
わたしはbitbankとCoincheckで月3万円ずつ積み立てしています。
ステーキングとは違って国内の仮想通貨取引所だけで完結するので、投資に不慣れな人でも始めやすいです。


CEX(取引所)のローンチプールもおすすめ
ローンチプールとは簡単に言うと、仮想通貨取引所に新規上場する通貨を獲得することができる仕組みです。
ETHやUSDTを決まった期間ロックすることで、比較的高い利回りで運用できるのがメリットです。
↑の画像で説明すると、ETHを3日間ロックすると207.56%の利回りでZKLトークンが貰えるということですね。
もちろん貰ったトークンは取引所で売ってUSDT等に変えることができます。
ローンチプールは通常のステーキングよりも効率が良いので参加しておいて損はありません。
ちなみにBitgetやBybitのローンチプールは参加者が多く、USDTをロックした時のAPRが20~30%程度に落ち着く感じです。
コツコツ積み重ねることで着実に資産を増やせるので、参加できるものがあれば参加していきたいところです。
先月のステーキングによる不労所得はこちら↓
