仮想通貨(暗号資産)にはステーキングという仕組みがあり、ビットコインなどを預けることで報酬を得ることができます。
ブロックチェーンネットワークに参加する⇒対価として報酬を受け取る、という感じで「プロジェクトに参加してくれたお礼」ようなイメージですね。
2024年11月はステーキングでの不労所得は「+143,017円」でした。
わたしはビットコインやイーサリアムを買って保有するなら「運用しないと勿体ない!」と思い、ステーキングを始めることにしました。
仮想通貨のステーキングは始めるまでが少し面倒ですが、慣れてしまえば特に難しい作業をする手間もありません。
ステーキングによる報酬の内訳もまとめているので、興味がある人は参考にしてみて下さい。
先月の不労所得はこちら↓
仮想通貨のステーキングによる不労所得
- BTC/ETH:+23,151円
- BNB : +90,672円
- MCHC : +7,975円
- USDT/C : +7,199円
- OAS : +2,526円
- その他 : +11,494円
合計:+143,017円
※2024年11月末時点の評価額で算出しています
わたしは1種類の通貨だけでなく、ある程度分散して色々とステーキングしています。
利回りは通貨によって、預け先のプロジェクトや取引所によって日々変化するので、毎月似たような報酬が得られるわけではありません。
レンディング系に預けているBNBやUSDC等の割合がそこそこ大きいため、ここの利率が良くないとあまり伸びない感じです。
常に変動する利率を自分でコントロールすることはできないので、レンディング側のパフォーマンス次第なところがありますね。
また、借り入れも利用しているので利益が利息に相殺されている分もあります。
8月はUSDCの一部をThe Jupiter Liquidity Provider (JLP)にして交換時より値上がりしていますが、利確していないので収益には含めていません。
↑は現在も引き続きJLPのまま運用中です。
ちなみにSOLも以前から保有していますがLSTの「INF」にして運用中なので、こちらもSOLに戻すまでは利益に含めない感じです。
↑Bitgetで「BGSOL」がスタートしたので、少しこっちでも運用しています。
2024年1月~11月までのステーキング報酬
- 2024年1月:404,458円
- 2024年2月:408,680円
- 2024年3月:481,281円
- 2024年4月:539,409円
- 2024年5月:102,761円
- 2024年6月:193,821円
- 2024年7月:104,165円
- 2024年8月: 83,548円
- 2024年9月: 68,230円
- 2024年10月:116,130円
- 2024年11月:143,017円
総利益:2,645,500円
※各月末時点の評価額で算出しています
仮想通貨の価格にも影響されるので、毎月得られるステーキング報酬に大きな差があります。
わたしは利回りが一定ではない通貨も預けているので浮き沈みも激しいですが、2024年1月~11月の不労所得は2,645,500円になりました。
4月までは不労所得としての運用自体はなかなか好調でしたが、5月のようにパフォーマンスが悪くなる時もあり、ここ最近も利益率が低下気味です。
とはいえ、利益はしっかり積み上がっているので、あまり落胆はせずに引き続きステーキングしていきます。
月平均30万円ほどを目標にできればいいかなと思っています。
今はエアドロップ案件で得られた利益も積み上がってきているので、「エアドロ×ステーキング」で目標値まで伸ばせればという感じですね。
ちなみに報酬の一部を除いて「複利運用」しているので、日本円で受け取っているわけではありません。
報酬として貰った仮想通貨の価格次第では、利益が増えることも減ることも考えられます。
ビットコインの半減期後、2025年10月頃が価格のピークになるかなと考えているので、それまでは複利運用を続けていくつもりです。
ただ、今年の年末か来年にバブルのような強い上昇があった場合は一旦利確することも視野に入れています。
仮想通貨のステーキング先
わたしがメインで運用している仮想通貨のステーキングは以下になります。
【2024年12月1日時点】
- CEX(取引所)でステーキング
- DeFiでレンディング
- BCG(ブロックチェーンゲーム)で運用
レンディングは厳密に言うとステーキングとはちょっと違いますが、貸し出すか預けるかの違いなのでやることは基本的に同じですね。
それぞれまとめているので、気になる人は参考にどうぞ。
※海外CEXは日本の金融庁の認可を受けていないところもある為、正直なところ今後も同じように利用できるかはわかりません。
なので利用するかどうかは各自の判断で決めましょう。
CEX(取引所)でステーキング
2024年2月から海外のCEX大手である「Bybit」でイーサリアムのステーキングを行っていました。
年利最大7%で利息を受け取りつつ、預けたイーサリアムと1:1で取得できるstETHを必要に応じて活用できるので利便性も高いです。
もともとBitgetを使っていましたが、stETHにできないのが乗り換えた理由の1つですね。
現在はエアドロップの案件に注力しているので、CEX以外の新興プロジェクトなどで運用していることが多いです。
CEXで運用するよりもリスクが高くなる為、仮想通貨に慣れていない人はまず国内CEXで運用することから始めるのがいいかと思います。
BybitやBitget等のCEXではビットコイン・イーサリアムをはじめ、国内では取り扱っていない色々な通貨のステーキングができます。
わたしはどちらのCEXも利用していますが、Bitgetには「PoolX」というステーキングサービスがあってこれがなかなか便利です。
PoolXとは簡単に言うと、BTC・ETH・USDT等をステーキングすることで新規プロジェクトの通貨を報酬として受け取れるものです。
このサービスの嬉しいところは、ロック期間がなくいつでも償還することができる点ですね。
従来のステーキングだと高いAPRを確保するために一定期間ロックする必要がありますが、PoolXではロックなし&APRがそこそこ高いのも魅力です。
リスク資産で運用するのが嫌だ・・・という人ならドルに連動するUSDTでステーキングできるプロジェクトもあるので比較的安心だったりします。
また、Bitgetは日本語対応のスマホアプリもあって外出先でも資産管理がしやすかったりするので、運用できる資産があるなら使ってみてもいいかなと思います。
わたしも実際にBitgetに置いているUSDTなんかはPoolXでステーキングしたりしていますよ。
BitgetのPoolXにあった $SUNDOG はETHプールのAPRが高い水準を維持してくれていたので結構美味しかった。 pic.twitter.com/buyEw0KI5u
— フリ (@free_manJJ) August 31, 2024
こういった美味しい案件もあるので、Bitgetの口座を持っている方はPoolXを利用しておいて損はないかと思います。
↑ちなみに招待コードを使って登録すると、永久的に取引手数料10%割引になるのでちょっとお得です。
DeFiでレンディング
DeFiとは
⇒Decentralized Financeの略で分散型金融と言われるもの。
ブロックチェーン技術を使って、中央集権的な管理者を必要とせず取引することができる金融システムです。
主に利用することが多いのは、BSC(Binance Smart Chain)というブロックチェーン上にあるDeFiになります。
BSCで代表的なのは「Venus」というレンディングサービスで、仮想通貨を貸し出すことで金利が得られます。
Venusに限ったことではないですが、貸し出すだけじゃなく借り入れすることも可能。
また、「Venus Prime」という報酬システムもあり、1,000XVSを90日間ステーキングすると利率がブーストされたりします。
わたしはエアドロップを目的として今は他のDeFiを使っていて、主にBSCチェーンかSolanaチェーンを利用しています。
最近だと↓のあたりを触っています。
ただ一定のリスクがあるので、もしステーキングをするなら基本的にはメジャーなDeFiから小額で始めるのがいいかと思います。
Venusは過去に色々ありましたがTVL(預かり資産)が安定して高く、Kaminoはエアドロシーズン1・2が終わってなお、Solana上では人気の高いDeFiです。
単純にUSDTやUSDCを預けるなら5~10%くらいの利率はあるので、小額でもお小遣い稼ぎとしてはそれなりに優秀ですね。
BCG(ブロックチェーンゲーム)で運用
BCGとは
⇒BCGはブロックチェーンゲームの略で、NFTゲームとも呼ばれている。
ブロックチェーン技術を用いてNFTというデジタルアセットを使い、仮想通貨を稼ぐPlay to Earnが可能。
マイクリ(My Crypto Heroes)は、2023年11月に5周年を迎えた実績のある日本初のBCGです。
歴史上のヒーローNFTを使って素材を集めたり、大会でプレイヤー対戦(PvP)をすることができます。
仮想通貨のOASがランキング報酬として付与される大会もあり、ゲームで遊びながら稼ぐことが可能です。
わたしがマイクリで報酬として貰っているのは、このゲームのガバナンストークンであるMCHCです。
仮想通貨のMCHCは、ゲーム内投票や売買で利用することができます。
報酬を受け取る方法としては、Cp(クリプトニウム)と呼ばれるものを消費してMCHCのクラフトを開始し、完了すれば配布される仕組みです。
Cpはゲームプレイでも貰えますが、仮想通貨ウォレットの「MetaMask」でMCHCを保有しているだけでも獲得可能。
MCHCは今のところ以下の場所で取引できます。
2024年2月にBitgetにも上場したので、今までより取引しやすくなりました。
わたしがメインで使っている取引所の1つなのでこれはありがたい。
また、一定のリスクはありますがQuickSwapで「WETH-MCHC」、Tealswapで「OAS-MCHC」の流動性ステーキングができます。
MCHCをただ保有するよりCpの獲得量が多く、流動性提供による手数料収入も貰えるので結構お得だったりします。
わたしはTealswapのV3でOAS-MCHCの流動性提供+ファーミングで運用中なので、Cpを貰いつつOASをマイニングしている感じですね。
MCHCは2024年12月1日時点で8~9円ほどの価格で推移しています。
まだ仮想通貨取引所にほとんど上場していないので、今後は国内をはじめとした取引所に展開していく可能性があると考えています。
特にコインチェックではゲーム関連の通貨も上場しているので、個人的には割とMCHCもあるんじゃないかと期待しています。
MCHCやOASなどが取引できるBitgetを使ってみたい方は↓から登録すると永久的に取引手数料10%割引が受けられます。
お得に取引できるようになるので、マイクリに興味を持った人はぜひ検討されてみてくださいね。
私が注目しているBCG
- チェンコロ
- コインムスメ
マイクリ以外にも上記2つのBCGにも投資しています。
こっちはゲームを遊んで稼ぐ「Play to Earn」がメインになるんですが、どちらも国内プロジェクトなので個人的には遊びやすいかなと思っています。
ちなみにチェンコロの11月の稼ぎは↓のような感じです。
November 30
Total Earn $83.36
333.9 $CCP
Total Earn in dollar for the month $2295.44#Gen_CCP_Bonus #チェンコロhttps://t.co/7UxaqW7PeH— フリ (@free_manJJ) December 1, 2024
これはあくまで目安で実際にはもっと少ない金額だったり、利確せずに再投資したりしているので実際にはまだほとんど回収できていませんw
まぁ多少先行投資は必要になりますが、小額で遊びながらお金を稼ぐ感覚を養ったり仮想通貨に触れることで知識も身に付きます。
Play to Earnで収益化を目指してみたいという方は、チェンコロやコインムスメを触ってみるのもいいかと思います。
ステーキングを始めたい人向け
これから仮想通貨のステーキングを始めてみたい!と感じた人もいるでしょう。
単純にビットコインやイーサリアムを預けて不労所得を貰いたいだけなら結構簡単にできます。
- 国内取引所でBTC・ETHを買う
- 国内取引所で貸し出す
例えば国内取引所の「Coincheck」や「bitbank」でビットコインを買う⇒一定期間ロックして利息を貰うだけです。
ちなみにbitbankの仮想通貨を貸して増やすサービスは、募集が終了していたり1年間ロックされたりと使い勝手が結構悪かったです。
最大年率5%なんですが預ける枚数が少ないと0.5%程度になったりしますし...
CoincheckはBTC・ETHの30日間ロックの年率2%までしか空きがない状態が多く、ロック期間の割にはそれほど利率は良くなかったり...
現状では国内CEXだとなかなか効率の良い運用ができなかったりします。
なのでCEXのステーキングで運用する時はBitgetやBybitの方が良かったりします。
利率面もそうですが通常の取引などを含めた利便性に関しても優れているので、なにかと使い勝手がいいんですよね。
まぁただ、国内CEXでも運用はできますし始めやすいので、まずは近場から経験するのが安心かなと思います。
ステーキングを始めたいんだけど、ビットコインの買い方がわからない...という人向けに↓で解説しているのでこちらも参考にどうぞ。
DeFi・BCGでステーキングするには
VenusのようなDeFiだったりマイクリのようなBCGでステーキングして、仮想通貨の不労所得を貰いたい人は少しハードルが上がります。
- 国内取引所でETHを買う
- MetaMaskに送金する
- 対応チェーンにブリッジする
- 預けたい通貨にスワップする
- DeFi・DEX等にステーキングする
※チェーンごとに必要な手数料
⇒ETH:ETH
⇒BSC:BNB
⇒Polygon:MATIC
⇒Oasys:OAS
国内取引所のbitbankなら、上記にある4つのチェーンに対応した仮想通貨を購入することができます。
「MetaMask」は仮想通貨ウォレット⇒財布の役割りになるものです。
このMetaMaskを使って取引する際に各チェーンごとの通貨が手数料として使用されるため、事前に用意しておく必要があります。
また、国内の仮想通貨取引所では異なるチェーンに送金ができません。
ETHを直接BSCに送金するとかはできないので、これが結構手間がかかって面倒なんですよね。
MetaMaskにはブリッジ・スワップ機能が搭載されているので、ウォレット内である程度完結することはできますが...
他にもMetaMaskは最初ETHチェーンしか表示されないので、必要に応じて「Chainlist」などでチェーンを追加する手間もあります。
色々ありすぎて面倒だなぁ...と感じる人は、とりあえず国内・海外CEXのステーキングから始めてみるのがいいかと思いますよ。
ステーキングは難しいという人向け
↑はbitbankで積み立てしているビットコインとイーサリアムの積立額(元本)と評価額の推移になっています。
- 積立期間
:2021年1月~2024年11月 - 積立金額
:BTC ⇒ 月2万円
:ETH ⇒ 月1万円
- BTC
:積立額 113.5万円
:評価額 357.5万円
:損益 +244.0万円
- ETH
:積立額 53.8万円
:評価額 111.2万円
:損益 +57.3万円
総積立額 ⇒ 167.3万円
総評価額 ⇒ 468.7万円
総損益 ⇒ +301.3万円
ステーキングではなく仮想通貨を積み立てるという選択肢もあります。
わたしはbitbankとCoincheckで月3万円ずつ積み立てしています。
ステーキングとは違って国内の仮想通貨取引所だけで完結するので、投資に不慣れな人でも始めやすいです。
CEX(取引所)のローンチプールもおすすめ
ローンチプールとは簡単に言うと、仮想通貨取引所に新規上場する通貨を獲得することができる仕組みです。
ETHやUSDTを決まった期間ロックすることで、比較的高い利回りで運用できるのがメリットです。
↑の画像で説明すると、ETHを3日間ロックすると207.56%の利回りでZKLトークンが貰えるということですね。
もちろん貰ったトークンは取引所で売ってUSDT等に変えることができます。
ローンチプールは通常のステーキングよりも効率が良いので参加しておいて損はありません。
ちなみにBybitやBitgetのローンチプールは参加者が多く、USDTをロックした時のAPRが20~30%程度に落ち着く感じです。
なので上記取引所に加えて今穴場の「HashKey」という海外取引所も利用しています。
HashKeyは日本の金融庁の暗号資産交換業のライセンスも取得している個人的に期待の取引所です。
今はエアドロ目的で利用していますが、ローンチプールのAPRが他と比べてかなり高いのでできれば参加しておくのがいいかもしれません。
HashKeyのKYCはパスポートorマイナンバーカードなので登録もしやすく、いつでも使える準備をしておくと後々困らないかと思います。
ローンチプールに参加してみたい方は検討されてみてください。
先月のステーキングによる不労所得はこちら↓