仮想通貨(暗号資産)にはステーキングという仕組みがあり、ビットコインなどを預けることで報酬を得ることができます。
ブロックチェーンネットワークに参加する⇒対価として報酬を受け取る、という感じで「プロジェクトに参加してくれたお礼」ようなイメージですね。
2023年12月はステーキングでの不労所得は「+325,342円」でした。
仮想通貨のステーキングは始めるまでが少し面倒ですが、慣れてしまえば特に難しい作業をする手間もありません。
ステーキングによる報酬の内訳もまとめているので、興味がある人は参考にしてみて下さい。
仮想通貨のステーキングによる不労所得
- BTC:+6,971円
- ETH:+35,170円
- BNB:+216,049円
- MCHC:+44,498円
- その他:+29,829円
合計:+325,342円
※2023年12月末時点の評価額で算出しています
わたしは1種類の通貨だけでなく、ある程度分散して色々とステーキングしています。
利回りは通貨によって、預け先のプロジェクトや取引所によって日々変化するので、毎月似たような報酬が得られるわけではありません。
2023年1月~12月までのステーキング報酬
- 2023年1月:296,365円
- 2023年2月:167,581円
- 2023年3月:182,913円
- 2023年4月:154,275円
- 2023年5月:82,140円
- 2023年6月:126,164円
- 2023年7月:251,602円
- 2023年8月:137,543円
- 2023年9月:73,903円
- 2023年10月:95,655円
- 2023年11月:124,286円
- 2023年12月:325,342円
総利益:2,031,400円
※各月末時点の評価額で算出しています
仮想通貨の価格にも影響されるので、毎月得られるステーキング報酬に大きな差があります。
わたしは利回りが一定ではない通貨も預けているので浮き沈みも激しいですが、2023年の不労所得は203万円になりました。
月平均にすると約17万円の利益になっているので、あと10万円ほど増やせれば不労所得だけでもなんとか生活できるかもしれませんね。
ちなみに報酬の一部を除いて「複利運用」しているので、日本円で受け取っているわけではありません。
報酬として貰った仮想通貨の価格次第では、利益が増えることも減ることも考えられます。
ビットコインの半減期後、2025年10月頃が価格のピークになるかなと考えているので、それまでは複利運用を続けていくつもりです。
仮想通貨のステーキング先
わたしがメインで運用している仮想通貨のステーキングは以下になります。
【2024年1月時点】
- 仮想通貨取引所でステーキング
- DeFiでレンディング
- マイクリ(BCG)で運用
レンディングは厳密に言うとステーキングとはちょっと違いますが、貸し出すか預けるかの違いなのでやることは基本的に同じですね。
それぞれまとめているので、気になる人は参考にどうぞ。
仮想通貨取引所でステーキング
わたしはBitgetを利用してステーキングを行っています。
Bitgetは海外の仮想通貨取引所の1つで、世界各国のユーザー800万人以上が利用していて日本語にも対応しています。
ビットコイン・イーサリアムをはじめ、国内では取り扱っていない色々な通貨のステーキング・セービングができます。
セービングは通貨を預けて利息をもらう仕組みなので、ステーキングとやることは基本的に同じですね。
ビットコインはセービング⇒1.2%、イーサリアムはステーキング⇒4%で運用しています。
セービングは自動で複利運用されますが、ステーキング報酬分はセービングの方に自動的に回されます。
ビットコインに関してはCoincheckで運用した方が利回りは良さそうなので、今後はこちらに移すかもしれません。
Bitgetは日本語対応のスマホアプリもあるので、外出先でも資産管理がしやすいですね。
Bitgetでステーキングを始めてみたいという方は、↓から登録すると永久的に取引手数料10%割引が受けられます。
DeFiでレンディング
DeFiとは
⇒Decentralized Financeの略で分散型金融と言われるもの。
ブロックチェーン技術を使って、中央集権的な管理者を必要とせず取引することができる金融システムです。
主に利用することが多いのは、BSC(Binance Smart Chain)というブロックチェーン上にあるDeFiになります。
BSCで利用されることが多いのは「Venus Protocol」で、仮想通貨を貸し出すことで金利が得られます。
Venusはレンディングサービスなので、貸し出すだけじゃなく借り入れすることも可能。
「Venus Prime」という報酬システムもあり、1,000XVSを90日間ステーキングすると利率がブーストされます。
ブーストされる対象通貨はビットコインやイーサリアム、ステーブルコインのUSDT・USDCです。
わたしも600枚ほどXVSを預けているので、できればVenus Primeの恩恵を受けたいところですね。
VenusにはステーブルコインやBNBを預けて運用していることが多いです。
ステーブルコインの利率は大体4%~15%、BNBは0.1%~50%くらいで差が大きいです。
特にBNBはBinanceで新しい通貨が新規上場するタイミングで借りられるため、一時的に利率が大きく伸びます。
2023年は2、3回ほどこのタイミングを逃してしまったので、しっかり情報収集や利率の変化がないかチェックしておきたいですね。
また、エアドロップを目的として他のDeFiを使ったりすることもあります。
最近だと↓のあたりを触っています。
ただ一定のリスクがあるので、基本的にはメジャーなDeFiから小額で始めるのがいいかと思います。
マイクリ(BCG)で運用
BCGとは
⇒BCGはブロックチェーンゲームの略で、NFTゲームとも呼ばれている。
ブロックチェーン技術を用いてNFTというデジタルアセットを使い、仮想通貨を稼ぐPlay to Earnが可能。
マイクリ(My Crypto Heroes)は、2023年11月に5周年を迎えた実績のある日本初のBCGです。
歴史上のヒーローNFTを使って素材を集めたり、大会でプレイヤー対戦(PvP)をすることができます。
仮想通貨のOASがランキング報酬として付与される大会もあり、ゲームで遊びながら稼ぐことが可能です。
わたしはマイクリ内の「GvG(ギルドvsギルド)」コンテンツでステーキングによる報酬をもらっています。
- MCHCを保有orステーキングする
- 付与されるCpを消費する
- 獲得したCIをMCHCに交換する
仮想通貨のMCHCは、マイクリのガバナンストークンでゲーム内投票や売買で利用することができます。
CI(クリプトインゴット)は、マイクリ内の「幻獣大戦」というGvGコンテンツの報酬になっています。
CIには最大発行量が決められているので上限に達した場合は、他に何かしらのインセンティブ(OASなど)に変わるんじゃないかと思います。
Cp(クリプトニウム)はゲームプレイでも貰えますが、仮想通貨ウォレットの「MetaMask」でMCHCを保有しているだけでも獲得可能。
MCHCは今のところ以下の場所で取引できます。
PolygonとOasysは取引にかかる手数料が安いので使いやすいですね。
また、一定のリスクはありますがQuickSwapで「MCHC-WETH」、Tealswapで「MCHC-OAS」の流動性ステーキングができます。
MCHCをただ保有するよりCpの獲得量が多く、流動性提供による手数料収入も貰えるので結構お得だったりします。
MCHCが他の仮想通貨取引所に上場すると価格が高騰する可能性があるので、わたしはステーキングしていこうと思います。
ステーキングを始めたい人向け
これから仮想通貨のステーキングを始めてみたい!と感じた人もいるでしょう。
単純にビットコインやイーサリアムを預けて不労所得を貰いたいだけなら結構簡単にできます。
- 国内取引所でBTC・ETHを買う
- 国内取引所で貸し出す
例えば国内取引所の「Coincheck」や「bitbank」でビットコインを買う⇒一定期間ロックして利息を貰うだけです。
ちなみにbitbankの仮想通貨を貸して増やすサービスは、募集が終了していたり1年間ロックされたりと使い勝手が結構悪かったです。
最大年率5%なんですが預ける枚数が少ないと0.5%程度になったりしますし...
CoincheckはBTC・ETHの30日間ロックの年率2%までしか空きがない状態だったので、ETHステーキングなら「Bitget」の年率4%で運用できます。
まずはビットコインだけステーキングしてみたい!という人はCoincheckで運用するのがいいかと思います。
DeFi・BCGでステーキングするには
VenusのようなDeFiだったりマイクリのようなBCGでステーキングして、仮想通貨の不労所得を貰いたい人は少しハードルが上がります。
- 国内取引所でETHを買う
- MetaMaskに送金する
- 対応チェーンにブリッジする
- 預けたい通貨にスワップする
- DeFi・DEX等にステーキングする
※チェーンごとに必要な手数料
⇒ETH:ETH
⇒BSC:BNB
⇒Polygon:MATIC
⇒Oasys:OAS
国内取引所のbitbankなら、上記にある4つのチェーンに対応した仮想通貨を購入することができます。
「MetaMask」は仮想通貨ウォレット⇒財布の役割りになるものです。
このMetaMaskを使って取引する際に各チェーンごとの通貨が手数料として使用されるため、事前に用意しておく必要があります。
また、国内の仮想通貨取引所では異なるチェーンに送金ができません。
ETHを直接BSCに送金するとかはできないので、これが結構手間がかかって面倒なんですよね。
MetaMaskにはブリッジ・スワップ機能が搭載されているので、ウォレット内である程度完結することはできますが...
他にもMetaMaskは最初ETHチェーンしか表示されないので、必要に応じて「Chainlist」などでチェーンを追加する手間もあります。
色々ありすぎて面倒だなぁ...と感じる人は、とりあえずBitgetのステーキングから始めるのがいいかと思います。
ステーキングは難しいという人向け
- 積立期間:2021年1月~2023年12月
- 2022年6月:BTC月2万円/ETH月1万円に変更
- BTC:積立額92万円/評価額133万円/損益+41万円
- ETH:積立額42万円/評価額57万円/損益+14万円
総積立額⇒134万円
総評価額⇒190万円
総損益+55万円
ステーキングではなく仮想通貨を積み立てるという選択肢もあります。
わたしはbitbankとCoincheckで月3万円ずつ積み立てしています。
ステーキングとは違って国内の仮想通貨取引所だけで完結するので、投資に不慣れな人でも始めやすいです。